皆さんは半導体の製造過程はご存じでしょうか?論理回路の設計からパターン設計、フォトマスク、エッチングなど様々な作業手順が行われてやっと完成にたどり着きます。
今回はその半導体製造プロセスの検査工程で使用する機械を製造している株式会社テセックを紹介いたします。
ウェーハ検査、ファイナルテスト(製品検査・信頼性試験)を行う機械を製造しており、どちらの機械も不良品を出さないための製品信頼性の保証を求められます。そこを担う機械を製造しているとは技術の高さがうかがえますね。
テストでは電気特性やDC測定などを高速・高精度で行います。テセックの検査機では高温・低温環境、大電流・大電圧のテストに対応することもできます。そのテストは1個の検査に0.1秒もかけず、そして100万個に1個の誤作動も許されない高精度なものとなります。半導体はこの世の中にたくさんある電子機器に欠かせないもので誤作動など許されないのでここまでの高精度を要求されるのですね。