夏にできるアクティビティということで、魚釣りなんていかがでしょう。海の近くに住んでいることもあり幼少のころから何度か釣りに出掛けたことがあるのですが、大人になってからその釣りへの欲求が再燃したりしています。さて、釣りをするにあたって最大のテーマが魚が釣れるか否かということなのですが、当然私たち人類とお魚さんたちとでは住んでいるフィールドが違うということもあり、そう簡単に姿を捉えさせてくれません。たまーに餌めがけて水面をバシャバシャする方々もいますが(大チャンス!!)それはなかなかのレアイベントです。通常は波打つ水面を透視するがごとく、じっくりにらめっこするわけなのですがそれだけで魚の位置がわかるなら苦労はしません。
そんな魚との読み合いもまた釣りの醍醐味なのでしょうが、せっかちな人はとにかく釣りたいですよね。そんな人たちの悩みを一発で解決する魔法のアイテムがそう、魚群探知機です。魚群探知機は超音波を発射し物体に当たって反射した超音波を検知することで、水中の魚の位置や水深などを特定することができる機器です。当然漁業を営んでいる方々にはマストなアイテムなのですが、一般の釣り人にとっても非常に役立つアイテムです。
今回紹介するのは、そんな魚群探知機を世界で初めて実用化し、現在も船舶用電子機器の分野において世界のトップシェアを誇る古野電気株式会社です。古野電気株式会社はなんと1948年に世界初の魚群探知機の実用化を達成して以来、船舶用の無線通信装置やレーダー、ECDIS(電子海図情報表示システム)などといった舶用電子機器を中心に、GPS受信ユニット、車載用ETCシステム、無線LANアクセスポイントなど、「無線」を使った様々な製品の開発や販売を手掛けています。
魚を探す技術を応用して様々な無線機器を開発する古野電気株式会社、私も釣りを通して様々な学びを得ていきたいと思います。例えば、忍耐力とか。