生体認証って、子供のころはスパイ映画の中でしか見られないフィクションの話だと思っていました。気づけばスマホにも生体認証が使われるようになり、私たちの生活に欠かせない技術になっています。
しかしこの生体認証、時代についていけない気質の私からするとたまに不安になることがあります。弟がスマホの顔認証を簡単に突破してくるのです。やっぱり兄弟なんだなぁとほっこりしている場合ではありません。
その一方で、そんな正確さに対する懸念を突破して金銭のやり取りや個人情報の取り扱いが行われるようになっているのも事実。日本電気株式会社(NEC)は精度の高い生体認証で世界をリードしている企業の一つです。米国国立標準技術研究所(NIST)が実施している顔認証技術のベンチマークテストでは、何度も世界1位を獲得しています。
なんとNECの生体認証技術はベトナムの国民IDシステムでも導入されているそうです。国民のセーフティネットとなり得、不正やミスが許されない行政サービスで採用されていることからも、NECの生体認証の信頼性の高さが伺えます。
私達がパスワードを忘れて右往左往することのない世界はもうすぐそこまで来ているのかもしれませんね。