マクロを見る(mill)

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私は何か新しいことを始めたいと思い立った時、まず情報集めに入ります。情報を集める中で自分のやりたいことや、それを達成するための道筋が明確になっていきます。重要な問題であればあるほど、しっかりと準備をして、見当違いな行動を起こしにくいようにして臨みます。

一方でこの態度は「頭でっかち」とも言え、行動を起こすまでのハードルが高くなります。そうしているうちに状況が変わったり、自分の中の熱が冷めたりして、結局何も具体的なことをしないまま終わってしまうことが多々あります。調査は必要ですが、そこに時間をかけすぎるのも良くないのです。

インターネットリサーチの最大手である株式会社マクロミルは、2000年の創業当時まだアナログだったアンケート調査をデジタル化し、意思決定にとって有用なスピード感のある調査を可能にしました。

マクロミルは、消費者の目線からはアンケートに答えるとポイントがもらえるサイトとして有名かもしれません。ポイントのためにアンケートに答えてくれる人達が一定数いるので、アンケートごとにゼロからモニターを集めなおす必要がなく、調査にかかるコストが大幅に減少します。このように調査を低コスト化することによって、以前は大規模な調査に手を出せなかった個人事業主や予算の少ない企業も、大規模な調査に手を出せるようになりました。

マクロミルという社名は「世の中(マクロ)を機械にかける(ミル)」と「世の中を見る(ミル)」という二つの意味を由来としているそうです。一見するとつかみどころがない大きく複雑な世界を、細かく挽いて私たちにも捉えられるようにしてくれる。そうやって私たちを、念入りな準備と具体的な行動の両立へと導いてくれる重要な役割を持った企業です。

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