手ごろなものから高級品まで、幅広く文房具を扱う、ナカバヤシ株式会社ですが、発電事業もやっていることをご存じでしょうか。
県の総面積の約8割を森林が占める島根県の、木材として使われなかった未使用材や間伐材などを用いて、バイオマス発電を行っています。
この発電で用いられる素材を燃やしても、成長過程で取り込んだ炭素の放出に留まるため、CO2の総量は変わらない、という考えから比較的環境にやさしい発電になります。
また、風力発電や太陽光発電に比べ、天候に左右されることがなく、24時間安定的に電力を供給できます。
この発電で排出される灰は土木資源として利用されるため、発電にかかわるものを余すところなく利用しています。
化石燃料を用いた発電の限界が叫ばれ、次のエネルギーによる発電が求められる中、こういった無駄のない発電方法が少しでも増え、環境が守られるとよいですね。