こんにちは。

今週末に時間があったので本屋さんに立ち寄ると、堀江貴文さんの本が置いてありました。タイトルは「努力するな、マンガを読め」。ゲーム、漫画を目の敵にしている世の親御さんから恨みを買いそうだな、と思いましたが気になって手に取ってみました。
確かにマンガはストーリーの中で、キャラクターが知識をサラッと言うため入ってきやすく、日常生活に応用できることが多い気がします。
早速「めちゃコミ」に登録しました。
正式名称「めちゃコミック」は国内最大級の電子書籍配信サービスですが、運営会社はどこか知っていますか。
株式会社アムタスで、インフォコム株式会社のネットビジネス事業が分社化されて、2013年に誕生した会社です。つまり、同じグループなのですね。
しかし、親会社のインフォコム株式会社は「医療・企業・公共機関向けにシステム構築やパッケージ製品を提供するITサービス」を提供しています。
あれ、関係ない?と思いきや、インフォコム株式会社の社長はSE出身。着メロ等も手掛けていた経験からあまり違和感はないそうです。
世の中に数あるIT会社の中でも、2つの業態に跨って手掛けているのは珍しいことです。それがインフォコムという会社の強烈な個性になっています。
関係あることをしなければいけないことはありません。ないからこそ個性になります。

今日は、インフォコム株式会社について取り上げようと思います。
1983年に設立され、現在は帝人株式会社グループのIT戦略部門という立ち位置にいます。
特に医療部門では、30年を超える実績を持ち、医師のスケジュール管理や看護記録など記録作成を行うシステムが有名です。
新規技術を模索していた時に目を付けたのが「介護」でした。
「介護」と「医療」は似て非なるものです。そう簡単につなげられるものではありません。
しかし、DIAMOND onlineの特集によると、社長は介護業界は人手不足なので新しいシステムを試す機会がないことから、実績を持つ自分たちは優位に立てると考えて参入を決めたそうです。
自分たちの強みを客観的に評価し、生かすことができる分野を見抜けば、一見関係ない分野でも挑戦する機会を作ることができるんですね。

一つのものに固執するのではなく、派生させることでたくさんのサービスを生み出し、長く人の役に立つ考え方もあるのだと知りました。
多くの人の期待に応えるには、広く浅くの知識・経験が求められます。
インフォコム株式会社は狭く深くの知識・経験に甘んじず、積極的に新しい技術を取り入れようと挑戦し続けています。
将来は、私もたくさんの案件を担当し、広く浅く・狭く深くどちらも得られるようにしていきたいです。

 

 

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