こんにちは。
だんだん気温が上がってきましたね。
梅雨時期も相まって、じめっとした汗をかいて少し気持ちが悪いです。
そろそろ洗濯物も部屋干しに切り替え、エアコンをかけっぱなしにするので来月の電気代の明細を見るのが怖いです。
空調の売上高ベースで世界最大手のダイキン工業株式会社は、タンザニアでエアコン代を日払いで使えるサービスを始めるそうです。
2021年度から、スタートアップのワッシャ(東京・文京)が現地で展開する決済システムを使い、小売店や飲食店に導入を促していく形です。
料金は1日130~170円程度で、設置工事や電気の費用は顧客が負担する仕組みだそうです。
では、どうやって顧客に導入を促すのでしょうか。
エアコンは通信機能を搭載しています。顧客はスマートフォンから利用料金を支払った後、アプリを通じてロックを解除します。
いったん動かすとその日は利用時間に関係なく定額で使えることを利用し、一定期間で製品の良さを理解してもらったのち、購入を働きかけるそうです。
世界のエアコン市場最後の未開拓地域と呼ばれるアフリカでは、中韓メーカーの格安品が先行しており、ダイキン工業株式会社は低価格の新サービスでブランド浸透を狙っています。
ダイキン工業株式会社の製品は中韓勢に比べると価格こそ2~7割高いですが、省エネ性能に優れているため長期的なトータルコストでは安くできるとみられます。
また、サービススタッフを現地で育成し、ライバルとの差異化を図る方針だそうです。
製品を購入する基準は「価格」だけではないですよね。
見た目や品質、アフターフォローなども大いに関係してきます。
長期的な目で見て、良い製品を見分ける力を身につけたいです。