こんにちは。
本日は日本出版貿易株式会社
をご紹介いたします。
日本出版貿易は、書籍の輸出入業界のトップグループです。輸入においては、学術専門書、雑誌、語学教材、一般書籍など幅広く取り扱っています。また輸出においては、一般書籍、海外図書館向け学術書、個人向けへの雑誌購読、日本文化の紹介本、論文などを取り扱っています。
「私たちは文化事業を通じて、国際社会に貢献します」を経営理念として、日本の文化を世界に発信し、世界の文化を日本に広めるということを根本においています。歴史をたどると1942年に、移民や長期滞在などの理由で海外で暮らす日本人向けに、日本語の書籍や雑誌、レコードや将棋などの娯楽品、箸やお椀といった日本の雑貨を輸出することを目的に創立されました。1950年に入ると、国内の教育機関や図書館からの要請により輸出事業も始めました。
具体的な取り扱い商材としては書籍・雑誌、CD、DVD、ヘッドホンやスマートフォンケースなどの雑貨などがあります。輸出雑貨としては伝統的工芸品やデザインや機能性のあるステーショナリー雑貨なども取り扱っています。
また、輸出入だけでなく海外イベントの出展やサポートも行っています。毎年フランスで開催される「JAPAN EXPO」では、フランス子会社のCULTURE JAPON SASがブース出展をしており、東京本社とフランス子会社の助けを借りてイベントに出展する日本企業の物流・ブースでの販売の手伝いをしています。
日本出版貿易の経営理念は「私たちは文化事業を通じて、国際社会に貢献します」です。紙媒体は衰退の傾向にありますが、この経営理念をもとに現在政府も推し進めている日本文化の発信をなんらかの形で続けてほしいと思います。そして世界の文化を日本に広めることも大事です。そうすることで世界がより身近に感じられるようになるのではないでしょうか。