意外と知らない黒鉛

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こんにちは。

本日は東洋炭素株式会社をご紹介します。
東洋炭素株式会社は炭素、とりわけ黒鉛を扱う企業です。

黒鉛は電気を通しやすく、耐熱性や耐薬品性を備えた素材だそうです。
東洋炭素株式会社が生産する黒鉛のシェアは日本国内で5割を占め、
世界シェアでは首位であり、実に3割のシェアを誇ります。

そんな黒鉛ですが、その性質から色々な製品などに使用されているそうです。
身近なもので思いつくのは、やっぱり鉛筆かと思います。
鉛筆に使用される黒鉛ですが、実は宇宙船や半導体、太陽電池などにも使用されています。
文字を書くために使う鉛筆と同じものが宇宙船などにも使われているというのはなんだか不思議ですね。

また「黒鉛」という名称の由来ですが、
鉛筆が使用されるようになる時期頃まで、黒鉛は鉛の一種だと考えられていたからだそうです。
当時の化学では解明できていなかったため、黒い鉛で黒鉛という名称を付けられたそうです。
ちなみにこれは日本のみならず、世界中でそう信じられており、名称も「黒鉛」を意味する物が付けられていたようです。

黒鉛は調べると意外と奥が深く、面白いですね。
鉛筆に使われているだけではなく、様々なものに使用されているところや、
原子一個分しかない単一層になった黒鉛は金属と半導体の両方の性質を持つ等、まだまだ未知の物質といえるかもしれませんね。

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