こんにちは。

本日は深紫外LEDについてご紹介します。

本日ニュースを読んでいて初めて知ったのですが、
赤色、青色のLEDに続き現在深紫外線LEDの開発が注目されているそうです。
深紫外線はとても短い波長を持つ紫外線の一種だそうです。
紫外線なのでやはり人体に良い光とは言えない(DNAにダメージを受ける)のですが、
それを逆手にとって使用しようという動きがあります。

深紫外線は前述のとおり強力な光です。人が浴びると良くない光ですが、
これは雑菌やウイルスにも効果があるそうです。
したがって現在は水道の蛇口に取り付けて水の殺菌を行うという方法や、
浄水場の殺菌処理を深紫外LEDで行うという方法が検討されています。
深紫外LEDは省スペース長寿命なので電力コストが抑えられる上に、
浄水場の規模の水を数秒で処理できるようになるという高効率も持ち合わせています。

深紫外LEDの潜在市場は巨大だそうで、水の浄化分野だけで620億円に達するそうです。
深紫外LEDの用途は水の浄化以外にも空気の浄化や病院等の殺菌処理などなど様々な
ものが想定されているので、それらを合わせるととても大きな市場になるのではないかと思います。

現在深紫外LEDの研究は旭化成株式会社などが進めているそうです。
こういった企業の今後の動きに注目したいですね。

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