こんにちは
今年UCCと常磐薬品から以下の新商品でエナジードリンクの市場に参入するそうです。
5月にUCCからコーヒー入り炭酸飲料「FULL THROTTLE」
10月に常磐薬品工業からはカフェイン入り炭酸飲料「MinMinスパークリング」
最近ますますエナジードリンクの市場が大きくなっていますが、
コーヒー入りの炭酸水って、どんな味がするのか気になりますね。
ところでこの記事を読んでいて、私たちが日頃購入している飲料水には
そのブランドのイメージと密接に関わっているんだなという印象を
改めて受けたので、本日はそのことに分析したことを書こうと思います。
さて、エナジードリンクとして世界中でシェアを誇っている商品がレッドブルです。
まだ飲んだことがない人もいるかと思いますが、どのコンビニに行っても常時置いてありますよね。
レッドブルは歴史が古く1978年にタイで開発されたのが始まりだそうです。
日本では2005年の12月に初めてして登場しましたが、
私が初めてコンビニで見かけたときは、
エナジードリンクという馴染みのない言葉に
怪しい成分が入っていそうで体に悪いそう〜
栄養ドリンクと違って危険な感じがする!
など結構ネガティブに見ていました。
レッドブルが急速に日本で広まったことには、エナジードリンクという
新しいジャンルであることと、そして従来の栄養ドリンクと異なり
クールでおしゃれで「力を発揮したい時に飲む」というポジショニングが
付いたからではないかと思います。
そんなポジションを作ったのは、街で見かけたレッドブルカーと
無料でレッボブルをくれるレッドブルガール
そして先駆けてレッドブルを飲んでいたイカした若者たちです。
私たちが何か商品を利用する時に払うコストは二つあります。
ひとつは商品を購入する時にかかるコスト
もうひとつがその商品を利用している自分を周りに伝える評判や評価といったコストです。
もちろん私たちが飲み物を選ぶ時は味や好みを重用して選びますが
ある程度ジャンルが形成されている商品、コーヒーやミネラルウォーター、お茶
そしてエナジードリンクなどは、そのブランドのイメージで選ぶ瞬間があります。
これはその商品を利用している自分を周りに伝える評判や評価といったコストを
無意識に理解しているからではないでしょうか。
私自身も最初は懐疑的でしたが周囲で飲む人が増えて、そしてレッドブルは
世界的なダンス大会のスポンサーとして特にクールなイメージがついているので
今ではダンスをする前にいつも飲むようになりました。
新参してくるFULL THROTTLE、MinMinスパークリングのイメージ戦略も
これから見かけるようになるんではないでしょうか。