皆さん小さい頃、薬は苦手でしたか?
私は、薬自体は苦手ではなかったですが、錠剤タイプの薬を飲みこむことが苦手で、小学校低学年までシロップタイプか粉薬を希望して薬をもらっていました。同じ効果の薬でも形状や味が違ったりする薬は魔法みたいと当時感じていたことが懐かしいです。
さて、今回紹介するのは東京大学発のバイオベンチャー企業であり、産学連携による創薬研究と開発を行っている「ペプチドリーム株式会社」です。こちらの会社は、独自の創薬開発プラットフォーム(Peptide Discovery Platform System)を活用し、革新的な医薬品の創出に向けた各種事業を展開しています。PDPSとは、極めて多様性の高いペプチドライブラリーの創製とヒット化合物のスクリーニング技術を融合した創薬開発プラットフォームのことで、創薬の標的とするタンパク質に対して、選択的に結合能を有するヒット化合物を迅速かつ高効率に探索することができます。そのため、PDPSをペプチドリーム株式会社では、「こういう薬が欲しい」という願いに応じて、柔軟に薬をデザインし、製薬業界や科学界に貢献してきました。
そんなペプチドリーム株式会社ですが、実はバイオベンチャー時代に特殊ペプチドを人工合成し、創薬に結びつけることに世界で初めて成功し、世界から大注目された経歴があります。そこを起点に、今では最先端のペプチド創薬を中心に120を超える創薬開発プログラムが進行しつつ、不治の病を治す薬の探求をしてます。
生きたい!という人々の願いを叶え、希望を与え続ける魔法のような薬を生み出し続け、今も奔走しているペプチドリーム株式会社の姿を日々追い続けていたいですね。