知らない街にお出かけするときは地図アプリが欠かせないですが、お出かけしないときでも家でいろいろな街の航空写真をぼーっと眺めることが趣味になりつつあります。普段住んでいる街でも知らない道、お店を発掘できたりするので、なかなか面白いですよ。

今回はそんな地図アプリで使われている航空写真などの空間情報技術のスペシャリスト、「アジア航測株式会社」をご紹介します。航測という名前のとおり、航空写真測量を基幹事業としています。この測量技術は主に地方自治体の固定資産、都市計画分野におけるGISデータの構築に活用されているそうです。また、積み上げてきた航空撮影の技術を生かして、災害があった際に被災状況把握のための撮影を行うこともあるそうです。直近では能登半島地震の際も撮影を行っており、航空写真、映像は調査資料として公開されています。こうした空からの貴重な資料は建物の倒壊状況の調査のような陸上からでは調査が難しい被害の全容把握や、復興に向けての様々な計画の立案などに役立てられています。

普段何気なく見ている航空写真も、機械ではなく人が撮影しているものがかなりの割合を占めているはずです。プロフェッショナルの仕事に感謝しながら、次の週末も地図を眺めたいと思います。

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