» 2023 » 5月のブログ記事

幅広い研磨技術

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様々な工業製品から木材にまで多くのものに研磨作業が行われています。研磨という作業は非常に製品の精度を上げることができるため、多くの分野で使用されています。そこで今回は研磨剤の製造を主力としているMipox株式会社を紹介いたします。

Mipox株式会社の製品事業では研磨に関する製品を多く展開しており、航空機や船舶、楽器や建築関連の木工部品などの粗研磨加工を目的としたものから、ハードディスク、光ファイバー、半導体などの高い精度が求められる研磨フィルム、液体研磨剤などの消耗品を製造しています。それ以外にも研磨装置や精度検査のための装置の製造を行っており、研磨に関して対応できる幅の広さがうかがえますね。

研磨後の木材の質感や金属のテカリ具合はほんとにほれぼれしますよね。身の回りをよく探してみると研磨加工されたものが多くあるのではないでしょうか。

今週は人間が生きるために必要な水に関する企業をご紹介します。その企業とは野村マイクロ・サイエンス株式会社です。

水に関する企業といっても野村マイクロ・サイエンス株式会社は飲み水などの水ではありません。野村マイクロ・サイエンス株式会社は「超純水」といわれるものを事業としています。水は主に「一般水」「純水」「超純水」の3種類があり、それぞれは水の純度で分類されるようです。つまり、いかに不純物がないかです。

では、超純水はどのように使用されるのでしょうか。超純水は純度が高い、逆に言えば不純物を吸収しやすいといった性質から半導体の各工程前の洗浄・医薬品製造の際の滅菌などに使用されるそうです。野村マイクロ・サイエンス株式会社もこの2つの業界に対して事業を展開しているそうです。

野村マイクロ・サイエンス株式会社は電子機器が普及するにつれて同時に超純水の需要も上がり海外展開も行っているそうです。

水とは相性が悪そうな半導体や水と混ぜたら溶けて使い物にならなくなりそうな薬でも加工の仕方、使用方法を研究すると必需品となることに驚きました。

 

社会の歯車

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就職の面接などで問われる「あなたをものに例えるとなんですか」というあるあるな質問に対する答えとして、しばしば「歯車」が挙げられると思います。協調性だったり、チームとの一体感などの文脈で持ち出されるのかと思いますが、歯車はただ単に動力を伝達するだけでなく回転数と回転の強さを調整する大事な役目も担っています。よくある例として考えられるのが自転車の変速機だと思うのですが、例えば平坦な道から急な上り坂に差し掛かった時、ペダルがだんだんと重くなって前に進み辛くなると思います。ですが、ギアを落とすと同じ漕ぎ方でも楽に坂を登れるようになるでしょう。これはギアを落とす、すなわちより歯数の多いギアで動力を伝達することで、車軸を回す力を大きくしたことに起因します。つまり歯車には入力された動力を回転数をふやしたり、車軸を回す力を強くする機能があるのです。そして後者の機能を使った歯車装置のことを減速機と呼びます。そして減速機を使えば小さくて低出力なモーターでも大きな力を得ることができるので、産業用ロボットや鉄道用車両にも利用されています。

というわけで、今回紹介するのは株式会社ハーモニック・ドライブ・システムズです。この会社の主力製品は社名にもあるハーモニックドライブと呼ばれる減速機で、シンプルな構造と金属のたわみを応用した原理により、小型かつ軽量ながら非常に高い減速比を持つ歯車装置として、産業用ロボットや航空・宇宙分野で多く使われています。また、従来の歯車装置では歯車同士をスムーズに転がすために嚙合部分にわずかな隙間(バックラッシュ)を設けるのですが、ハーモニックドライブにはそれが必要なく、誤差がない正確な位置づけが可能となり高い精度を出すことができます。

冒頭のようなシチュエーションで真の歯車を名乗るのならば、流されてきた動力源をただ円滑に流すのではなく、それを緻密にかつ適切なパワーに直して次の機構に繋げることができるようになりたいですね。

日本国内でも銃を製造している企業があります。「株式会社ミロク」です。銃は銃でも製造しているのは猟銃になります。猟銃であれば日本国内でも扱うことができますが、ミロクは猟銃を世界各地に送りだしており米国においてはトップクラスのシェアを誇ります。現在は米国ブローニング社とも提携しており3つのブランドを展開しています。ミロクの「匠の技」と「最先端の工業技術」が海外において高く評価されていることがわかりますね。

ミロクは猟銃製造で長年培った技術から、国内唯一のガンドリルマシン総合メーカーとしてガンドリルマシンを主軸とした工作機械およびツールの製造・販売も行なっています。また、 木工技術においては、純木製ステアリングハンドル等の自動車用部品の開発と製造を行っており、2000年にトヨタ車初の純木製ステアリングハンドルとして採用されて以来、ウォールナットやメープル、孟宗竹(高知県産)と素材の幅を広げ、様々な材質の純木製ステアリングハンドルをトヨタおよびレクサスブランドへ提供しています。

このように猟銃づくりで培った高い技術力をガンドリルマシンや自動車用部品製造に応用することで自動車関連業界や半導体関連業界、金型業界などの様々な業界の製造現場を世界各地で支えています。

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