こんにちは。
今週は、株式会社リコーがペットボトルに直接印字する技術を開発した、という記事をみかけました。
同社のレーザープリンタ技術を応用して、ペットボトルの表面にレーザーを当て局所的な熱を加えて表面を削ることで細かな傷をつけ、白色化により文字やデザインを直接印字します。プラスチック製ラベルが不要になることでプラスチックごみの削減ができる技術として、2022年の実用化を目指しているそうです。現在のプリンタに使われているレーザーよりも3割程度直径の小さいレーザーを使うことで、通常のペットボトルに記載されている文字は全て表現可能になり、専用の制御機構によって削る深さや強さを自動調整することで削りすぎよる亀裂や変色の発生を防いでいるそうです。現在は特許を出願中で、2022年の実用化に向けて印字速度向上のための改良に取り組んでいます。