こんにちは。
日産自動車株式会社がGT-Rの2017年モデルを発売しましたね。
GT-Rと言えばスポーツカーらしからぬデザインと値段ながら、チューンアップ次第ではスーパーカーにも引けを取らないモンスターマシンです。
構造・重量・速さへのこだわりを強く持ちながらも、既存の製造レーンを利用するなどして低価格での販売を実現しています。
動画投稿サイトでGT-Rを検索すると、加速性能対決やレース動画が山ほど出て来ます。
特に賞賛されているのは加速性能で、”日産 GT-R NISMO(2015)”というGT-Rのニスモ仕様のモデルは、
“0-100km/h 加速”(いわゆるゼロヒャク)という、停止状態から時速100kmに達するまでの時間のランキングで、世界5位となっています。
乗用車プリウスのタイムは9.6秒程度なのですが、GT-R NISMOはなんと2.9秒であり、圧巻の速さだということが分かります。
4位以上に並ぶマシンは3000万円から1億円を超えてくる超高級スーパーカーなのに対し、このモデルは1500万円で購入することができます。
チューンアップされていないピュアエディションに至っては1000万円を下回る安さとなっています。
速さと安さに徹底的にこだわったこのマシンには、エンジニアとして心が揺さぶられます。
GT-Rの設計統括を務めたのは水野和敏氏です。
水野氏は私の通っている長野工業高等専門学校の卒業生であり、卒業後日産自動車に入社したという経緯があります。
高専の技術者として、自分も大きく成長したいと感じます。