» 上場企業豆知識のブログ記事

こんにちは。先週、私は国内全市場における各社の時価総額のデータを収集したので、今日は時価総額についてお話します。

日経新聞やニュースなどたまに時価総額という単語を聞きますが、実際に時価総額とはどういう数字で何を意味しているのかご存知ですか?

「時価総額とはある上場企業の株価に発送済株式数を掛けた数字であり、企業価値を評価する際の指標である。この時価総額が大きいということは、業績だけでなく将来の成長に対する期待も大きいことを意味する」
(引用:wikipedia)

実際に株を購入する時を想像すると、人は今現在景気の会社の株よりも将来大きくなる会社の株を購入することが多いと思います。そのため時価総額も市場の期待値を反映した尺度のひとつでもあります。

実際に先週2014年3月28日時点での国内全市場の時価総額を調べましたので、上位十社をランキングにしてみました。

1位 トヨタ(約19兆9,466.7億円)
2位 ソフトバンク(約9兆2,378.8億円)
3位 三菱UFJフィナンシャルグループ(約7兆8,608.9億円)
4位 NTTドコモ(約6兆9,578.1億円)
5位 本田技研工業(約6兆4,378.2億円)
6位 日本たばこ産業(約6兆3,760億円)
7位 日本電信電話(約6兆2,040.9億円)
8位 三井住友フィナンシャルグループ(約6兆804.4億円)
9位 KDDI(約5兆1,979億円)
10位 みずほフィナンシャルグループ(約4兆8,977.3億円)

上位10社は自動車産業、電気通信産業、金融、たばこと分類されていますが、国内で誰もが利用する、知っている企業ばかりですね。またその中でも1位のトヨタは2位とで10兆円もの差があり、改めて世界的な企業であることを感じます。

一方でソフトバンクも2012年の段階では3兆5千億円で国内12位でしたが、わずか2年で時価総額国内2位にまで変貌を遂げています。スプリント社、ガンホーなどの買収この2年で会社も大きくなり、市場からも今後のソフトバンク成長について大きく期待されていることが伺えます。

ほかにも会社の設立日や規模と時価総額の関係性も見えてくるとさらにで興味深い結果が見えてきそうですね。

こんにちは!
今日は朝から空がどんよりとしていて少し肌寒く、いかにも梅雨といった天気ですね。
雨の日はあまり明るい気分にはなれませんが、ここの所水不足が叫ばれていたので恵みの雨といったところでしょうか。

さて、今日ご紹介する企業は株式会社アイルです。
実は、アルバイト先で以前お世話になっていた先輩が、現在こちらで働いていらっしゃるんです。先日知り合いの披露宴で久しぶりにお会いしましたが、もともとの落ち着きが更に増していて、まさに社会人の先輩、といった感じでした。

そんな先輩の働く株式会社アイルは1991年02月に設立された会社で、16年後の2007年06月に株式上場し、以来5年間上場を維持しています。
主にその他各種システム開発業界に属し、創業以来、売上高で50億円程度以下の中堅・中小企業を主たる顧客対象として、販売管理や財務管理を統合した当社オリジナル基幹業務パッケージ「アラジンオフィス・シリーズ」をシステム関連商品と合わせて販売し、顧客企業の属する業種・業態に適合したシステムとすべくカスタマイズを行うシステムソリューション事業を主力事業としています。

ちなみに現在の社長である岩本哲夫氏は日本大学出身で、私の先輩ということになります。母校の出身者がこういった活躍をされていると、なんだか嬉しくなります。
私ももう少しで社会人。がんばるぞ!

こんにちわ。
本日ご紹介させていただくのは株式会社フジコーさんです。
フジコーさんは主に廃棄物リサイクル事業を行っている会社ですが
注目すべきは、独自創造の新エネルギー「乾式メタン発電」と「バイオマスガス化発電」です。
「乾式メタン発電」とは
食品循環資源の堆肥化処理の一環として発生するメタンガスを回収し、エネルギー源として利活用するもので、
従来の湿式メタン発電と比べて、汚水の処理が不要であり、原料を破砕する必要がなく、あらゆる食品循環資源に対応可能な技術とのこと。
「バイオマスガス化発電」とは
廃棄物として受入した木くず・紙くず・繊維くずを蒸気ボイラー燃料として可燃性ガスを抽出し、蒸気タービンを利用した発電をするというものです。
以上二つの独自技術で廃棄物を処理するだけでなく電力として生まれ変わらせてしまうようです。
このような技術がさらに向上していけば
現在、地球全体が抱えている問題といえる「廃棄物処理」と「限られた資源」を克服することができるのではないでしょうか。
株式会社フジコーさんの活躍を期待せずにはいられませんね!

こんにちは。
最近、「本当にいい会社」が一目でわかる有価証券報告書という本を
読んでいるんですが、なかなか面白いです。
今までも普通よりは有報は読める方だと思っていたんですが、
営業にも使えるとか、意外と新たな発見も。

さて今日はIDEC株式会社有報を眺めてみました。
大阪にある、スイッチ、リレー、タイマー、センサ等の機械制御の為の機器、
これらの組み合わせの制御装置を中心に製造販売している企業です。
アジアを始め、北米や欧州への輸出も多く、円高の影響が大きいのではないか
と思ったのですが、売上も利益も伸びています。
やはり制御装置の輸出に関しては円高の影響で売上は伸び悩んだようですが
その代りに売上が伸びたものが、LED照明器具。
前年比で5%以上の売り上げの伸びがあり、同社ではこれそ「成長事業」とし、
有報にも
「LED事業につきましては、既に幅広い分野で当社製品を採用いただいておりますが、
当社の技術的特徴を活かしたニッチ市場で優位性を持って事業展開を強化し
事業の拡大とともに収益性のさらなる向上を図ってまいります。そのためにも、
浜松事業所において新たな工法によりLED製品の一貫生産を確立し抜本的な
コストダウンを実現するとともに、顧客ニーズへの機動的な対応体制の整備を
進めてまいります。」
という記載があります。

有報というと、数字の羅列なのかなとおもいきや、会社の戦略や期待を
感じることができる、すごくおもしろくもためになるものなんですよね。

みなさんも有報をみて楽しみませんか??
kmonosのサイトから最新の有報も過去の有報もチェックできますよ!

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