こんにちは。
今日は暑いくらいの陽気ですね!
ところで私、昔から職人とか、マイスターとかに憧れていまして、
ピザ職人(ピッツァヨーロといいますよね)やパティシエになりたい!
という夢を持っては挫折し、という人生を送ってきているのですが、
今回は工場で働く「名工」さんをご紹介したいと思います。
大阪では優秀技術者制度があり(全国各地の自治体にあるようです)
表彰された方は「なにわの名工」と言われるそうです。
上場企業、株式会社栗本鐵鋼所には、そんな「なにわの名工」と言われる
整備の達人がいるそうです。
栗本鐵鋼所は鋳鉄管メーカーで、鋳鉄管メーカー最大手はクボタですが、
栗本鐵鋼所はそれに次ぐシェアを誇っています。
そんな栗本鐵鋼所の堺工場で製造されている鋳鉄管のラインの
保守、整備を手掛けている宮下和幸さんが、前述の「なにわの名工」。
通常、保守部門が評価されることは少ないように思いますが、
宮下さんは製造ラインに故障が生じた際に短時間で再稼働させるための
様々な技術を持っている他、作業時間の短縮など、様々な改善策を
行ってきたことが高く評価され、表彰されたのだそうです。
もう40年以上設備の保守、整備をしている宮下さんは、今は
後輩の指導が重要な役割になってきているそうです。
ただ、単なる技術の習得だけでなく、カンや経験も重要になってくるので
そこがなかなか難しいところなのだそう。
未来の「なにわの名工」にも乞うご期待、ですね。