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こんにちは。
今日は暑いくらいの陽気ですね!

ところで私、昔から職人とか、マイスターとかに憧れていまして、
ピザ職人(ピッツァヨーロといいますよね)やパティシエになりたい!
という夢を持っては挫折し、という人生を送ってきているのですが、
今回は工場で働く「名工」さんをご紹介したいと思います。

大阪では優秀技術者制度があり(全国各地の自治体にあるようです)
表彰された方は「なにわの名工」と言われるそうです。
上場企業、株式会社栗本鐵鋼所には、そんな「なにわの名工」と言われる
整備の達人がいるそうです。

栗本鐵鋼所は鋳鉄管メーカーで、鋳鉄管メーカー最大手はクボタですが、
栗本鐵鋼所はそれに次ぐシェアを誇っています。
そんな栗本鐵鋼所の堺工場で製造されている鋳鉄管のラインの
保守、整備を手掛けている宮下和幸さんが、前述の「なにわの名工」。
通常、保守部門が評価されることは少ないように思いますが、
宮下さんは製造ラインに故障が生じた際に短時間で再稼働させるための
様々な技術を持っている他、作業時間の短縮など、様々な改善策を
行ってきたことが高く評価され、表彰されたのだそうです。

もう40年以上設備の保守、整備をしている宮下さんは、今は
後輩の指導が重要な役割になってきているそうです。
ただ、単なる技術の習得だけでなく、カンや経験も重要になってくるので
そこがなかなか難しいところなのだそう。

未来の「なにわの名工」にも乞うご期待、ですね。

こんにちは。

今日は土曜日なので、ちょっと雰囲気を変えて、
お勉強っぽいお話しでも。

今日は水ビジネスについて。
水ビジネスって良く聞くけれど、いったい何なのでしょう?

水ビジネスは、「水浄化」「水プラント」「水道インフラ」の3つに
分けられます。

「水浄化」は自然に存在する水を浄化するための膜やポンプ、
薬品など各種要素技術が中心。「水プラント」は
建築やエンジニアリングなどの要素技術を組み合わせて構築した
「水の工場」関連。
物流のための水道管などのインフラを所有・維持し水を家庭や
企業などに供給するのが「水道インフラ」です。

今日はその中の「水浄化」についてです。

水を浄化するための「膜」技術は、日本の技術が世界で大きな
シェアを占めています。
産業競争力懇談会によると、日本企業のシェアは約60%。
さらに、海水淡水化用逆浸透膜に限れば70%、中でも日東電工株式会社
東レ株式会社東洋紡株式会社の3
社で世界市場の50%以上を占めているのだとか。

海水の濾過の需要と並んで、工業用水や生活排水の濾過のニーズも
高くあります。例えば、シンガポールは国内水需要の8割を
マレーシアからの輸入に頼っていたものの、度重なる値上げに
悩まされた結果、生活排水からの再生水「ニューウオーター」を
飲み水にすべく取り組んでいるそうです。
これら各種の濾過膜でも旭化成株式会社株式会社クラレなどの
日本メーカーが健闘しているそうです。

世界の水をキレイにする日本の技術……って、なんだか
誇らしいですね!

また近いうちに、水ビジネスについて書きたいと思います。

こんにちは。

この間、クモノスサイト内をうろうろしていたら、
株式会社ほくほくフィナンシャルグループ」という会社を
見つけました。
ほくほくって、なんかすごい語感のいい社名だなあ、なんて
適当なことを考えていたのですが、この社名の由来は
「うれしさを禁じえないさま」という意味ではなくて、
「北陸銀行と北海道銀行を傘下に持つ地方銀行グループ」
のことなのでしたー。北陸のほくと、北海道のほくなんですね。

地方銀行の合併や経営統合などは他にも例があるのですが、
それは近隣の銀行同士の話。
北陸銀行と北海道銀行のように本店が遠隔地にありながら
統合したという例はこれが初めてだということで、「飛地統合」などと呼ばれ、
銀行の再編の新たな形として注目されました。

お互いのいいところを生かした経営で、業績も「とっても調子がよく」と
なっています。(企業ページ参照

ちなみにグループの総資産は地方銀行グループとしては第2位で、
1位は福岡銀行・親和銀行・熊本ファミリー銀行を傘下にする
ふくおかフィナンシャルグループなのでしたー。

先日、コーヒーに入れるお砂糖を買いました。
私はブラック派なのですが、お客様用に。

買ったのはパールエースという会社のスティックシュガー。
そういえばパールエース印のお砂糖って有名かも。
(お砂糖にはなぜか印が付いていることが多く、スプーン印といえば
三井製糖、カップ印といえば日新製糖ですね)

パールエース株式会社は、マルハ株式会社の子会社を経て、
現在は塩水港精糖株式会社の子会社。
塩水港精糖株式会社は日本で3番目に古い伝統を持つ製糖会社で、
むかしよくヨーグルトにいれるために買っていた
「オリゴのおかげ」というオリゴ糖シロップを作っている会社でもあるんです。
製糖会社なのに塩水?とも思いますが、それは設立した場所が
台湾塩水港だったからなのだとか。

健康志向か、私を含め、コーヒーには何も入れない人が多い気が
しますが、時々お砂糖を入れて飲んでみると、コーヒーの苦味が
うまく消えて、かといってくどくもならず、おいしいなあ、と思います。

ちなみに日本ではブラックコーヒーといえば砂糖もミルクも何も入れない
コーヒーのことを指しますが、アメリカでブラックコーヒーといえば
ミルクを入れないコーヒーのことで、砂糖の有無は問わないのだとか。

ちょっと疲れた時には、いつもお砂糖なし派の方も、お砂糖を入れて
コーヒーを飲むと、疲れが取れる気がして、オススメですっ。

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