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私たちの暮らしを支えるスマートフォンや家電、車載コンピュータに至るまで、あらゆる機器にICチップが組み込まれています。その源になっているのが、シリコンウェーハと呼ばれる丸くて薄い板です。ここに無数の半導体回路が作り込まれ、チップとして切り出されていきます。そんな重要な役割を果たすウェーハですが、実は一度使ったら終わり、というわけではありません。用途によっては、表面を研磨・洗浄し、再び新たな工程で使えるように「再生」されているのです。

その再生技術のトップランナーとして業界を牽引しているのが、今回紹介する株式会社RSテクノロジーズです。この会社は、再生シリコンウェーハ(リユースウェーハ)の分野において世界有数のシェアを誇り、半導体製造の効率化と資源の有効活用の両面で大きな役割を果たしています。

高精度なウェーハに求められる、ナノ単位の平坦性や清浄度に対応できる高度な研磨・洗浄技術と、世界中の半導体企業からの厳しい品質要求に応える品質管理体制が強みです。

ウェーハの再生技術は、原材料価格の高騰に対するコスト低減と環境負荷に対するサステナビリティの両立という面からも、今後ますます重要になっていくと考えられています。あらゆる製品の“中”に組み込まれ、私たちの目には見えないかたちで働いている半導体ですが、その生産を見えないところから支え続ける技術と人の存在に、改めて感謝していきたいと思います。

皆さんはDIYお好きですか?私はそこまでですが,私の父親が元大工でDIYが大好きです.

そのため家の物置にはインパクトドライバや丸ノコなどがありとても馴染み深いのですが,どれもmakitaの製品でした. 今回はそんなプロの職人の現場から日曜大工まで幅広いシーンで活躍する製品を世に売り出す株式会社マキタについてご紹介させていただきます.

1915年,マキタはモータの販売修理会社として名古屋で創業し,モータや発電機を制作し輸出等を行っていました.日本で始めての携帯用電気カンナを1958年に発売し,電動工具という道を切り開くパイオニアになりました.

現在では,所謂電動工具だけでなく掃除機,全自動掃除機,電子レンジまで様々な商品がラインナップされています.バッテリーを色々な商品で使い回せるのが魅力ですね.

映画×食×不動産

| 小ネタ! |

皆さんは映画を見ることは多いですか?私は最近は映画館に行くことが少なくなってしまいましたが、大学生のころは近くの映画館によく行っていました。大きい映画館で有名な作品を見ることも多かったですが、ミニシアターあまり知られていない作品に出合った時は、「こんなおもしろい映画があるんだ」とてもわくわくしたのを覚えています。今回はそんな映画館事業を手掛ける会社を紹介します。

今回紹介するのは東京テアトル株式会社です。主な事業内容としては3つあります。1つ目は映画関連事業です。映画館「テアトルシネマ」の運営や映画の配給などをおこなっています。配給した作品の中には「花束みたいな恋をした」などの話題作もあります。2つ目の事業として飲食関連事業をおこなっており、都内を中心に11店舗の飲食店を展開しています。また3つ目に不動産事業も行っていて、リニューアルマンションの提供やリフォームなどを手がけています。なぜ映画館を運営する会社が、飲食や不動産にも関わっているのだろう?と思うかもしれません。しかし、その背景には、映画を観た後に食事を楽しんだり、映画館が入っているビルを有効活用したりといった映画鑑賞を中心とした一連の体験の視点があります。映画という行動を軸に、横断的に事業を展開することで、収益性を高めているのです。

ホームページを見たときは、事業の幅広さに驚きましたが、よく見ると映画を起点にした一貫したビジネス展開がされていることが分かり、とても興味深く感じました。

幼少時代に祖父の船に乗った記憶があり、いつしか自分でも船舶免許を取って、海へ出て釣りをしてみたいと思うようになりました。自分の身の回りでも、趣味でボートを楽しむ人が増えていて、海の上にいるだけで日常とは違う世界を感じられそうです。そんなとき、水面下の魚群を“目で見る”ことができる魚群探知機の存在は、釣りの楽しさを大きく変えてくれます。

今回紹介する古野電気株式会社は、1948年に世界で初めて魚群探知機を実用化して以来、その技術で海の世界を“見える化”してきたマリンエレクトロニクスのパイオニアです。現在では商船、漁船、プレジャーボート向けの魚群探知機や船舶レーダー、AIS、電子海図情報表示システムといった幅広い製品を提供し、世界の15〜40%以上のシェアを握る存在になっています。

私たちが海で釣りを楽しむとき、そこに魚群探知機があれば、見つけた魚の群れを画面に映しながら確率の高いポイントを狙えるようになります。この会社の技術は、ただの便利な道具にとどまらず、“海との対話”を可能にするインターフェースとも言えるのではないでしょうか。今後も、「探る」「測る」「送る」という技術を柱とし、海にまつわる体験を豊かにしてくれる古野電気株式会社の技術に注目していきたいですね。

古野電気株式会社

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