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リユースをもっと身近に

| エコ, 経営 |

こんにちは

みなさんは中古のものを購入したり、本や洋服などを売ったりしたことはありますか?

まだ全然使ってないけど捨てるのはもったいないとか
高いお金払ってまで新品を買う必要ないとか、
そんなことがきっかけでリユースを考える人が多くなってきたのではないでしょか?

近年都内では盛んにフリーマーケットが開かれていたり
ネット上ではショッピーズやジモティー、ヤフオク!など
着なくなった服や使わなくなったものを売買出来る環境も
ますます整ってきているような気がします。

私も昨年からフリーマーケットに出店したり
ブックオフでいらなくなった本を売ったり
ヤフオクで購入したりするようになりました。

利用していての感想は、売ったものも買ったものも想像以上に満足できます。
想像以上の値段で売れたり、安く購入したものがすごく気に入ってしまったり
改めてリユース市場の良さを感じました。

そんな中古市場ですが、もっとわくわくするようなニュースです。

リアルリユースNo.1のBook-off
ネットりユースNo.1のヤフオク!ことYahoo!JAPAN
資本・業務提携することを発表しました。

双方とも強みと弱みがあり
ヤフオクでは
買う側からすると価格と色んな商品のラインナップが魅力的ですが
売る側では時間のかかる出品と包装、配送の煩わしさという問題があり
リアルな拠点が必要でした。

一方でブックオフでは、我々の身近に店舗があるので
いらなくなった本を気軽に売れて、さらに洋服や携帯
ブランド品なども買い取ってくれるようになりました。
しかしブックオフにも課題があり
欲しい時に在庫がなかったり商品が売れ残ってしまったり
という商圏の限界がありました。

そんな互いの強みと弱みを合わせることで
ヤフオクの売ることの煩わしさを気軽に売れるブックオフの店舗へ
ブックオフの商圏の限界をヤフオクを通じて様々な場所へ

まさにアトム経済とビット経済の融合により
買うことも売ることももっと身近になりそうですね。

実際にサービスが始まることが楽しみです。

こんにちは

先週中国で大量に流通している偽物のブランドが本物のブランドの需要を換気しているというコラムを書きましたが、今朝の日経新聞にて似たよう記事を見かけました。

クールジャパン「損して得取れ」
東映アニメなど無料配信、通販で収入

こでまでアジアを中心に日本独自のアニメが違法配信や海賊版が横行しており、取り締まりや違法コピー対策には限界がありました。そこで、日本のアニメ制作会社や広告代理店が出資して2013年5月に無料サイト「DAISUKI」を開設し、無料で人気アニメを配信し、サイトの広告収入やグッズのネット通信販売で利益を出す長期的なビジネスモデルの戦略で挑むという記事でした。

このDAISUKI株式会社は以下の7社の出資で設立されています。

株式会社アニプレックス、株式会社サンライズ東映アニメーション株式会社株式会社トムス・エンタテインメント、株式会社日本アドシステムズ、株式会社電通株式会社アサツー・ディ・ケイ

現在はコンテンツの違法配信や海外版によるアジアにおける日本企業の損失は年に約9千億円に及ぶそうですが、その一方で世界中で日本のアニメが人気になり熱狂的なファンも生まれました。

過去に海外に行った際に乗ったタクシーでは、運転手が海賊版のアニメを見ていましたが、日本語音声で現地の字幕がついていたり、映像の品質も高く感じませんでした。本物のクオリティが高く、フィギアなどグッズが豊富に揃えている「DAISUKI」は違法サイトと比較しても魅力的に映るのではないかと感じます。

「ドラゴンボール」「機動戦士ガンダム」「ルパン三世」から「ワンピース」までこれまで日本のアニメ産業を支えてきた企業が、ビット経済の中で新しいビジネス戦略で姿は応援したくなります。
同様なビジネスモデルで、海外のアーティストもCD販売からライブやグッズの販売で利益を出し成功した事例がいくつもあるので、是非この「DAISUKI」にも期待したいです。

以前読んだ本に以下のようなことが書かれていました。

”海賊行為は重力のようなものだ。ものが落ちるのを私たちが止めようとしても、遅かれ早かれ重力が勝ち、その物体は落ちる。デジタル製品も同様であり、高く設定されたソフトウェアの料金は、遅かれ早かれ、著作権保有者が料金を落とすか、不正コピーによって低下するだろう。
ビット経済において情報はフリーになりたがる。”

これから他の産業も情報経済に変化する中で、同様なビジネス戦略をみるのではないでしょうか?

こんにちは

本日は、題名とおり「東京チカラめし」に関するコラムです。

2011年に株式会社三光マーケティングより生まれた「東京チカラめし」

焼いた牛肉をご飯にのせてて頂く焼き牛丼は、従来の牛丼屋さんと異なり、
斬新で安いのに大変美味しいですよね。

注文をした後に牛肉を焼くため少し時間がかかりますが、効率的にお客様にお出しするために
店内の真ん中にキッチンがあるスタイルになっており、味以外でも独特な印象がありました。
また店舗数も翌年には100店舗をこえるほど急速に拡大していました。

そんな東京チカラめしでしたが、ブームが一巡し客数が大きく減少してしまい、昨年から閉店する店が目立つようになりました。そして4/10の本日、三光マーケティングフーズより「東京チカラめし」直営店の約8割にあたる68店舗を売却すると発表がありました。売却先は、カラオケマックです。

しかし日経新聞によりますと、
”三光マーケティングの新会社「チカラめし」を6月2日付で設立して68店を移管し、新会社の全株式をマックに譲渡する。”
と記載されており、今ままであったチカラめしがなくなるのではなく運営が変化するのだと考えられます。

一方で売却先のカラオケマックは東京、埼玉、千葉を中心にアジアンスタイルのカラオケを展開しております。
実はこのカラオケマックは1999年に経営の悪化したカラオケ店を買い取ったことからスタートし、集客方法やサービスなど、当時のアルバイトスタッフでアイディアをだし店舗を再生し、同じような経営に苦しんでいた店舗を買い取っていくことで企業として大きくなってきたそうです。

そんなカラオケマックの経営によって今後「東京チカラめし」がどのように立て直すのか楽しみです。

こんにちは

今日は株式会社ヒューテックノリオンをご紹介します。
ヒューテックノリオンは冷凍食品の物流などを行う企業です。
本社は墨田区両国にあります。

冷凍食品メーカごとに自社で決めた保管庫があります。
通常の運送では、メーカーごとに別々のトラックで
問屋に配送するそうですが、
ヒューテックノリオンでは
これらをメーカーごとに個別で配送するのではなく、
必要な分をまとめて運ぶ(共同運送する)ことで、
コストが削減できるそうです。
共同配送することで、多種の商品を運ぶことができるのも
メリットの一つとされています。

ヒューテックノリオンは1982年までは株式会社農林協同倉庫という
社名でした。
企業ホームページによると、
「ヒューテックノオリン」は、
「最も大切な経営資源である人間性=ヒューマン」と
「最高の物流品質を提供する技術=テクノロジー」、
そして「創業の精神を引き継ぐ伝統=ノオリン」を組み合わせたもの、だそうです。

kmonosの小ネタを書いていると、色々な企業の社名の由来を
見ますが、なかでも今回のヒューテックノリオンの由来はとてもかっこいいなぁと感じました。

それではよい週末を~

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