» 経営のブログ記事

こんにちは。

さて、kmonosではご存知の通り、上場企業の情報を扱っているわけですが、
毎月一抹のさみしさを覚えるのが、「先月の上場廃止企業」を調べるとき……

7月だけで10社以上もの会社が上場廃止してしまいました。

上場廃止理由は、「会社によっていろいろある」とはいえ、大きく分類しますと
1.大企業による完全子会社化による上場廃止
2.経営陣によるMBOによる上場廃止
3.持株会社(ホールディングス)の設立による上場廃止

といったところが多数を占めます。

「上場」による様々なメリット(資金を集める、知名度を上げる)より、
デメリット(敵対的買収の危険性、上場維持のためのコスト)の方が
大きいという経営判断なのでしょうか。

7月でインパクトが大きかったのが、Tポイントカードで有名な
カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の上場廃止、
私も大好きなワインショップ運営のエノテカの上場廃止
(どちらも経営陣によるMBOです)
そして、インテリアや着物の帯、新幹線のシートなど、広く繊維製品を扱う
株式会社川島織物セルコン(実は自宅のカーテンがここのものなので思い入れが強いのです)
も、トステムやINAXを率いる住生活グループの完全子会社となり
先月29日で上場廃止となりました。

kmonosとしては、やっぱり「悲しい出来事」である企業の上場廃止。
企業にとってはきっと英断なのでしょうね~

(注:kmonos企業ページには、7月の上場廃止情報がまだ反映されていません。
近日中に反映する予定ですので、ご了承ください。)

こんにちは。

何かあまり夏っぽくない、それに節電……といっても、やっぱり
マンション住まいなので夏はクーラーが欠かせません。
子どもを熱中症にするわけにもいかないですしね。

また今年はだいぶ温度が控え目ですが、六本木ヒルズなどに行くと
完璧までに快適な空調。
ああいう大きな空間を快適に保つのって難しいんだろうな。
そんな六本木ヒルズの空調を施工したのは、
高砂熱学工業株式会社です。

独立系企業で、完成工事高(売上高)は空調設備業界トップクラス。
また研究開発も盛んで、空気調和・衛生工学会における論文賞や
技術賞、技術振興賞の合計受賞件数は2位以下の会社を大きく
引き離してトップなのだそうです。
特許数も国内海外合わせて400件近くもあるのだとか。

そんな同社の社肯は「人の和と創意で社会に貢献」。
人生育成や研究などもしっかり行い、技術力その他で社会に
貢献している同社の姿勢が表れていますね。

こんにちは。

今日はタイトルにある、FREE, LOVE & DREAMというちょっと素敵な
企業ポリシーを持つ会社を見つけたのでご紹介します。

それは中小企業向けの在庫管理システムなどを販売している
株式会社アイルです。
もともとパソコンの販売をしていた会社だそうなのですが、
パソコンをお客さんに販売するうち、メンテナンスしてほしい、
こんなシステムが欲しい……という要望を汲み、事業を広げて行ったのだそう。

創業者であり、社長の岩本哲夫氏は、大塚商会で販売管理システムの
営業となり、トップセールスだったそうなのですが、独立志向も強く、
また、その時に一緒に働いていた仲間とずっと一緒に仕事をしたい!
という思いがあり、だったら自分で会社を作ろう!と思い、
1991年、5人のメンバーでワンルームの部屋からスタートしたそうです。

今のアイルの看板商品である「アラジンオフィス・シリーズ」は、ただ
そのまま売るだけでなく、顧客の要望を聞き、カスタマイズが
自在なのだとか。
例えば富士通の財務会計システム「GLOVIA smart 会計 きらら」や
オービックビジネスコンサルタントの有名な会計ソフト、「勘定奉行」とも
連携可能で、簡単に業務効率化を図ることができます。

最後に、FREE, LOVE & DREAMという企業ポリシーを何より大事にしている
という社長の言葉をご紹介したいと思います。

”社員1人1人の持ち味、得意を出し合って《自由》な空気の中で、
ひとつの企業を築いていきたい。
そして、そのひとり一人の人間の特性が正しく評価され、
個性を生かすことがアイルの経営根本である。
取引先に対しても、裏表のないガラス張りのオープンな環境が必要であり、
信頼《LOVE》しあうことこそが大事である。

最後に、良い経営とは、『社員ひとり一人が将来に《夢》を持てること』だと思う。”
(アイル公式ウェブサイトより)

こんにちは。
今日は厳しい経済状況の中でも増益という結果を出している
企業、株式会社ヤオコーをご紹介したいと思います。
(しかし意外とあるものですね、そういう企業って。)

ヤオコーは埼玉県を中心に千葉県、群馬県、栃木県、茨城県などに
店舗を展開するスーパーマーケット・チェーン。
店舗名も会社名と同じく「ヤオコー」です。

創業120周年を迎えた歴史のある企業なのですが、
いま、とっても調子がいいのです。
19期連続で創益を続け、今年の3月期の決算では、経常利益が前期を
11%以上も上回っているのです。

その理由のひとつは「豊かで楽しい食生活提案型スーパーマーケット」
を目指すというビジネスモデルにあります。
ヤオコーではパート社員の意見などを取り入れ、暑い日にはさっぱりした
マリネなどのメニュを紹介したり、旬の食材を魅力的に並べることによって、
お客さんの購買意欲をそそり、余分な値下げや廃棄をしなくてすむように
工夫をしています。
その他、最近すっかりおなじみのプライベートブランド商品も
「ベーシック」(なるべく安く)「セレクト」(いいものをお手頃価格で)
「ナチュラル」(健康や環境に配慮した商品)といろんな視点で
取り揃えているようです。

厳しい状況の中でも建設的な努力をすることの大切さがわかりますね。

8月末は弊社も決算!
見習ってがんばっていきたいと思います~

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