こんにちは。

今週は、取引電子化が債券や為替にも広がりつつある、という記事を見かけました。

元々株式市場では、2006年以降にはコンピュータで自動発注を行うアルゴリズム取引の利用率が急速に高まり、電子取引が一般的でした。債券や為替などの分野でも2015年ごろから電子取引サービスを求める声が強まり、現在では外国為替取引の95%が電子取引だそうです。10年前は25%以下だったものが大きく伸び、米国の債券取引でもこの4年間で3分の1ほどが電子化しています。
電子化によって、人間が介入することで生じるコストが減り、処理速度も向上することで効率性が高まります。大量の注文が短時間に処理できることで値幅が小さくなり、結果的に顧客の希望に近い価格で取引が成立します。トレーダーが市場の状況を一瞬で判断できるような可視化や、注文執行状況の表示など、取引を補助するソフトウェアも多く利用可能になっています。
ただ日本の為替取引電子化割合は7割程度で、海外と比較するとまだ遅れています。海外の取引ではヘッジファンドなどの投機マネーが占める割合が大きく、電子取引システムの導入にも積極的な一方で、日本では投資自体を専門としている事業者は相対的に少ないためです。それでも様々な利点を考えれば、世界的な電子化の流れに日本が追従する可能性は高いとみられています。

というわけで、今週は外国為替証拠金取引関連銘柄の1つである株式会社インタートレードを紹介したいと思います。
株式会社インタートレードは、証券向けシステムの開発・販売を主事業としている企業です。証券会社向け業務パッケージシステムの提供、市況情報配信サービスの提供、証券業務向けシステムの受託開発、クォンツ関連システム・サービスの提供といった証券業務向けトータルソリューションの提供を行っています。

アーカイブ

Kmonos(クモノス)ブログについて

2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031