こんにちは。hikaru です。
今日も暑いので、氷の話をして涼しくなりましょう。

さて、喫茶店などで見かける業務用の自動製氷機、
どうやって作っているんでしょうか。

家で作る氷と違って、一部がくぼんだ形をしていますよね。
漢字だとこんな感じ。→ 凹

家庭だと、製氷用の皿に水を張って作り、氷ができたら
ひっくり返して容器をねじって取り出しますよね。

業務用のものは、金属でできた製氷皿が
もともとひっくり返った状態になっており、
下から水を少量ずつ吹きかけて凍らせていくのです。
だから、水が吹きつけられている部分はヘコんでしまうんだそうです。
この製法だと、透明で綺麗な氷が短時間で作れるのだそうです。

ちなみに、家庭用の冷蔵庫についている製氷機は、
・給水タンクの水が製氷皿に流れ込み、
・一定の時間後、製氷皿が裏返り、モータでねじられ、トレイに氷が落ちる。
を繰り返して作っています。
手作業で作るのと同じ仕組みですね。

kmonos の検索によると、業務用製氷機をつくっているメーカーは、
ホシザキ電機株式会社
株式会社東洋製作所
大和冷機工業株式会社
東邦アセチレン株式会社
などです。

東邦アセチレンは、高圧ガスなどを製造しており、
自身でつくった冷媒を使って製氷機を作っているんですかね。
(冷媒の話は、また今度。)

それでは、また。

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