こんにちは、aicoです。

今週も天気予報は雨が多いですね。
台風も近づいてきているようですし。。
最近自転車を購入したので、週末に雨が降ると自転車で出かけられないのが嫌だなぁと思ってます。

私の自転車はうすむらさきのフレームにクリーム色のタイヤのクロスバイクなのですが、
最近の自転車は自分なりにカスタマイズしている人が多く、
タイヤも様々なカラーが出ていますよね。

とはいえやっぱりタイヤと言えば黒。
しかしタイヤの素材となるゴムはもとは黒ではなく輪ゴムのような黄土色をしています。
ではなぜタイヤは黒いのでしょう?

タイヤが黒い理由はゴムにカーボンブラックが練り込まれているからです。

カーボンブラックは黒色の炭素の微粉でススのような見た目をしています。
日本ではカーボンブラックはその95%がタイヤに使われるゴム用のカーボンブラックで、
残りの5%は印刷インクや塗料などの着色材料として使われています。

空気を入れたゴムで出来たタイヤが発明された当初は
ただゴムの輪を車輪に取り付けただけのものですぐにボロボロになってしまっていました。
ところが、1912年にカーボンブラックをゴムに入れるとなんと強度が約10倍になることを発見!
現在、カーボンブラックはタイヤの原材料として約25%程を占め補強の役割を果たしています。

そんなカーボンブラックで国内トップシェアを獲得しているのが東海カーボン株式会社です。

カーボンブラックは着色力が強く少ない量で黒になってしまうため
カラータイヤではカーボンの代わりに無色透明のシリカ(二酸化ケイ素)を使用しています。
しかし耐久性や耐摩擦性がカーボンブラックよりも弱く、
残念ながら車や飛行機でカラータイヤを使用するのは難しいようです。

一方、車いすのタイヤは白やグレーのものが主流なんだとか。
なぜ車いすのタイヤが黒ではないのかというと、
方向転換をしたときなどにつくスリップ痕が理由。
黒タイヤだと床に黒いスリップ痕がついてしまいます。
白や灰色の床が多い病院や福祉施設ではこの黒いスリップ痕がとても目立つため
車いすのタイヤは白やグレーが多いんだそうです。

では、また明日♪

 

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