こんにちは。
今日のブログは何にしようかなーと思ってハッピーバースデーの社長を
眺めていて、目に入ったのがドリームインキュベータという会社。
夢と起業とも訳せるこの会社名を見て、ああベンチャーキャピタルかなと
思ったわけですが、どうも少し違いました。
ドリームインキュベータはベンチャー企業のインキュベーション及び
自己資本のインベストメント業務を実施している戦略コンサルティングファーム、
でありました。これ、ピンときますか?
インキュベーションは起業支援
インベストメントは自己資本投資
つまりいわゆるベンチャー企業の全フェーズにわたって企業の成長を
支援している会社なのです。
外資系コンサルティングファーム、ボストンコンサルティンググループの
日本代表であった堀紘一が、同社の精鋭幹部を引き連れ2000年に設立。
投資、育成先で上場した企業は
株式会社フィデック
株式会社セレブリックス
日本オフィス・システム株式会社
ソースネクスト株式会社
インフォテリア株式会社
株式会社地域新聞社
株式会社キャンバス
などなど。たくさんありますねー。
実はドリームインキュベータ、とっても珍しい理由で上場廃止の危機に
さらされたことがあるのです。
それは同社が東証一部に上場した2006年のこと。
2006年といえばあのライブドア事件があった年ですが、同社の監査法人は
ライブドアの監査法人でもあった港陽監査法人で、事件があったため、同社の監査を
辞退、期中だったため代わりの監査法人が見つからず、有価証券報告書が期限までに
提出できず、あわや上場廃止の危機!だったそうなのです。
なんとか引き受けてくれる監査法人はみつかり、上場廃止は免れたようですが、
こういうことってあまりないのだそうです。(そりゃそうかー)
ちなみに、有価証券報告書は事業年度経過後3ヶ月以内に提出しなければならず
間に合わないと上場廃止になってしまうという厳しい措置が取られます。
昨年の東日本大震災の際は特別措置が取られていましたね。
今日は少しお勉強っぽい内容でしたー。
ではでは。