こんにちは。

昔、詩がずいぶんと好きだったので、いまでもときどき
「僕の前に道はない、僕の後ろに道はできる」
とか
「そんなにもあなたはレモンを待っていた」
などの詩の一節が口から出ることがあります。
だいたい、ちょっと行き詰っているときとか、レモンを持っているとき
とかですけどね。(分かりやすいタイプなのです。)

どちらも高村光太郎さんの詩で、下のレモンのほうは、
『智恵子抄』という詩集に入っているレモン哀歌という詩です。

この「抄」。
なんとなく詩集って意味かな、と思っていましたが、この字を
動詞にすると「抄く」(すく)で、
すくい取る、かすめ取る、抜き書きする、注釈書、紙をすく、
などの意味がある漢字です。
智恵子抄は、抜き書くとか注釈書の意味で使われていると思うのですが、
「紙をすく」ことに関連する企業がありましたのでご紹介します。
ずいぶんと長い前置き、失礼しました。

紙をすくときに必要になるものの一つに「製紙用フエルト」があります。
フエルトというだけあって、私たちが通常想像する布のフエルトに
似たものなのですが、
これを使って、木のチップなどから作ったパルプを抄くんですね。
どんな紙を作りたいのかによって当然使うフエルトは異なりますし、
フエルトの品質によって紙の品質も変わってきます。

この製紙用フエルトのシェアを二分しているのは、
イチカワ株式会社日本フエルト株式会社
売上高も主要顧客も驚くほど似ていますが、イチカワ株式会社のほうが
売上高における製紙業界のシェアが少し、高くなっています。

フエルトというのは、出来上がった紙ではないので、直接私たちに
関係はないようですが、こう考えてみるとすごく重要なものですね。

今後も、一見目立たない企業にスポットをあてていきたいです!

ではではみなさん、良い週末を。

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