こんにちは。
今日はいい天気ですがとーっても寒いですね!
なんだかんだと私、寒さには弱いみたいです。。。
さて今日は雑誌で読んで印象的だった関西ペイントについて。
社名を聞くと、関西にあるペンキ会社ね、って思いますよね?
でも、単にそれだけではないんです!
自動車塗料メーカーとしては実は国内最大手であり、
インドやタイのシェアはトップ。
売上高も、世界の塗料メーカーの中で6位くらい、と、あともう一歩で
世界ナンバー5に入る、というところまできているのだそうです。
実は15年前、当時の社長だった佐々木良夫氏が、世界のトップ5を目指そう!
と宣言したときには、壮大な夢物語にしか聞こえないほど
遠い目標だったそうです。
現在の社長、河盛氏が語っていたことで、すごく印象に残っていることが
あります。
それは、「日本の品質神話を壊さなくては」ということ。
日本製品は高い、でも品質がいい、ということは、国内外の誰もがいうことですが、
誰もが超高品質を求めているわけではないということ。
上から目線で高品質を押し付けるのはよくない、というようなお話だったのですが
あああーと、目から鱗が落ちるようでした。
たとえば、原発事故の際に日本の電気はどこよりも質が良くて停電もない
(けれど高い)というようにも言われましたが、もしかしたらいまよりも
停電することが多くても基本料金が安いほうがいいよ、っていうひとも
一定数いるかもしれないですしねえ。
また、円高のこの時期だからこそ、海外の優良企業を買うことも容易に
できるし、と厳しい状況にも前向き。
このあたり、かっこつけていないところは、関西だなあーーと思いました。
大阪の政治に注目が集まる今日この頃ですが、こういう会社が経済を
引っ張って行ってくれるといいなあ、と強く思いました。