こんにちは。
今日はすっごく寒いですねーーー。

さて最近よく書いている、「創業○○年の企業」シリーズ。
今日は今年の4月10日で創業99年を迎える、株式会社大気社をご紹介します。

大気社は1913年(大正2年)、ドイツ系の機械輸入商社エル・レイボルド商館を
母体とし、「合資会社建材社」の社名で東京でスタートしました。
(大気社になったのは1949年。クモノスの創業年はこちらを採用してますね。)

当時は暖房設備、エレベータ、建築材料等のドイツからの輸入、
およびその据付を主な業務としていたそうです。
当時の(今もかな)ドイツの技術は素晴らしく、ドイツ人技師のもと、着実に
技術を身に着け、実績を作っていった同社。
現在の社名、大気社になり、、資本がすべて国内になり、業務内容が「ビル空調設備」
「産業空調設備」「塗装システム」の3つの事業に変化していっても、当時に
身に着けた技術力が大いに役立ったのだそうです。

そうそう、現在上場している空調設備会社のほとんどは1910年から1930年代に
創業されているのだそうです。
これは、1918年に日本初の近代的高層オフィスビルである「東京海上ビル」ができ、
空調設備が導入されたこと(大気社が手掛けたそうです)、1930年代くらいから
国内の近代的なビルに冷房設備が導入されるようになったことなど、
時代背景が大いに関係していそうですね。

空調設備業界の幕開けとともに発展してきた大気社の、今後の展開も楽しみです。

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