こんにちは。
今年のクリスマスケーキは手作りしようかしら、なんて考えています。
スーパーに行くと、ちょっと高いけれどちゃんと国産のイチゴを
見かけるようになりました。
「国産」にそれほどこだわりはないものの、イチゴみたいな
傷みやすい果物は、やっぱり近くで取れたものの方がいいですよね。
生のまま航空便で運ぶとその分のコストもかかるし、冷凍すると
味が落ちるし……
で、まあ夏には夏の果物を食べていればいい、とは思うものの、
ケーキを作るとき、ついイチゴを乗せたくなるのは人情というもの。。
また、ケーキ屋さんのショートケーキにイチゴがないのはやっぱり
さみしいですし。
そんな時は、前述のように輸入イチゴが使われています。
でも、少しずつですが、夏にも国産イチゴが出回るようになっていています。
その品種は「ペチカ」で、株式会社ホーブが開発したもの。
ここの社長の髙橋巖氏は大分生まれ、実家は農家でなかったものの、
みかんが大好きで、農業にあこがれ、大学は静岡大学農学部。
金印わさびという、わさび製品シェアトップの会社に入社し、そこで
安定品質の苗を供給する体制を整えるという任務を果たした後、
奥さんと部下と3人でホーブを設立。
紆余曲折を経て、1995年に「ペチカ」という夏秋イチゴを登録したそうです。
この「ペチカ」、ほぼ洋菓子店などのプロユース用だそうで、意識しなくても
いつのまにか口にしているかもしれないですね。
このイチゴ、現在は輸入イチゴよりも高価とのことなのですが、今後
2割価格を下げることが出きれば輸入イチゴはなくなるのではーー、
と言われているそう。
こんなところにビジネスチャンスが!
しかも時間をかけて研究してきたことなので簡単には真似できないし。
いい仕事ってこういうことだよなあ、としみじみ思います。
ではみなさん、よい週末をお過ごしてくださいね。