2010年5月21日(金) 06:58:22
世界初惑星気象衛星が金星向けて発射しました!!

金星といえば、「宵の明星」「明けの明星」といわれ古くから日本人にも親しみをもたれる星のひとつでもあります。

しかし、金星には秒速100メートルの超高速の風が吹き、高濃度の二酸化炭素が漂っているという親しみやすさからは程遠い環境の厳しさを持っています。

そのため多くの探査機が金星を知ろうとして、多くの失敗を繰り返し金星の実態は謎に包まれたままでした。

そして、宇宙技術の進歩とともに金星の軌道に乗ることが可能になり、今少しずつその謎が解き明かされようと

しています。

その謎を解き明かす一歩として、チャレンジャー「あかつき」が金星にむかって飛び立ちました。

「あかつき」のミッションは世界初の惑星気象衛星探索!!

なぜ金星なのか??

金星は、地球と質量や密度は多いことで非常に地球と近いといわれていますが、地球とは違い高濃度の二酸化炭素で覆われるなど

過酷な環境の星です。金星の環境状態を調べることで、地球温暖化が進行した場合のシュミレーションや今しなければならないことがわかると期待されています。今まで、人間の技術が近寄れなかった分野に「あかつき」が挑戦します。

そんな「あかつき」を生み出した親が、kmonosでも紹介中の三菱重工業株式会社です。
主要な技術すべてを国内開発した初のロケットH-IIの打ち上げ失敗事故をうけて、三菱重工業株式会社がH-IIAロケットを開発開始。
エンジン部分の軽量化や機体自体の軽量化等を図りつつ、迅速にH-IIロケットの失敗から短期間で「あかつき」が誕生しました。
そんな開発者のおもいと技術がつまった「あかつき」の世界初の挑戦に乞う期待!!
詳しく三菱重工業を知りたい人はこちらまで

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