こんにちは。
今日は電車の時間までちょっと時間があるからと、コンビニで
立ち読みなどしていたら、うっかり乗りたい電車に乗り遅れてしまいました。
こういうことがたまにあるので、私ってちょっとアレな人だよなあ、
という認識は(一応)持っています。
さて今日はペットボトルのお話です。
先日三菱樹脂(株式会社三菱ケミカルホールディングスの子会社)が
清酒に向くペットボトルを商品化すると発表しました。
っていうか、そもそもペットボトルは清酒に向かないの?と
思ってしまった私。でも考えてみれば、焼酎のでっかいペットボトルは
みかけるものの、日本酒のペットボトルってあんまり見ないかも……
(どちらかというと日本酒は紙パックに入っているイメージ。)
また、ワインも同じようにペットボトルはあまり見かけません。
ボジョレーヌーボーなどはペットボトルのものもあったかも。
これは、ペットボトルには酸素透過性があり、日本酒やワインなどの
生きた酵素が含まれる醸造酒は酸化が進んでしまうため、長期保存には
向かないという理由で、あまり使われてこなかったのですね。
酸素透過性……そういえばペットボトルの飲料ほとんどに
ビタミンCが含まれているのは酸化防止のためだったのですね。
(健康のためではなかった!笑)
今回、三菱樹脂が発表したのは、薄い炭素膜をペットボトルの内面に
蒸着させることで酸素などの遮断性を大幅に向上させ、
ガラス瓶と同じくらいお酒が酸化しないペットボトルができたということ。
重さはガラス瓶の約13分の1なのだそうです。
これから、日本酒やワインの容器もずいぶん変わっていくのかも
しれないですね。
ガラスの方が雰囲気があるとか、子供がお酒とジュースを間違えるとか
いろんなご意見もあるのでしょうか、ペットボトルは地震で落ちたりしても
割れないし、そういう意味でも選択肢が増えるのはいいことかな
と個人的には思います。
さて、週末。ご自宅でゆっくりお酒を楽しむのも、いいですね。