何気にお願いランキングをほぼ毎日みています。
こんにちは、あいぼです。
昨日のお願いランキングは永谷園の鮭茶漬けのちょい足しランキングでした!
このお茶漬けを考案したのも当時の社長であった永谷氏。
永谷氏は、このほかにも「松茸の味お吸い物」や「すし太郎」など数々のヒット商品を飛ばして
きたアイディアマン。
そんなアイディアマンの永谷氏が昭和54年に「ぶらぶら社員制度」というものをつくり
ちょっと話題となったそうです。
この制度は、開発力のある社員を通常の業務からはずして2年間国内外問わず
おいしいものをいっぱい食べて、新商品のアイディアを固めるというもの。
もちろん、お金は会社持ち。
一見い~な~っという感じですが、そこは企業。
2年間自由な代わりにヒット商品を生み出すという条件付き。
2年って一見長いようでその間にヒット商品を生み出すって結構なプレッシャーですよね!
そんな永谷氏直々に”ふらふら社員”に任命されたのが開発力のあるA氏だったそうです。
A氏は国内外問わず放浪しているとき、ある中華屋さんの中華スープに出会ったそうです。
特別なものを使っているわけではなかったそうですが単純においしいと思ったそのとき
今までの放浪中で培った経験と中華スープが融合。
そのときに今でも永谷園ではおなじみの「麻婆春雨」が誕生したそうです。
しかも「麻婆春雨」の誕生は、A氏が”ふらふら社員”に任命されてちょうど2年がたったころ
だったそうです。
アイディアマンの永谷氏だからこそ、アイディアを出すには色々な刺激をうけることが
大切なことだと知り、それを浸透するために”ふらふら社員”という形で実現したのかもしれません。
一見2年間ふらふらと情報収集することは、何も仕事が進んでないような気がするかもしれませんが
実はヒット商品を生み出す中で必要不可欠な要素なのかもしれませんね!
ちなみに冒頭で触れた鮭茶漬けにちょい足しするとおいしいものはポン酢らしいです。