最近、上下水道の老朽化により、道路の陥没事故が全国で発生しています。その原因には水道管の老朽化があるようです。特に下水道管においては、1958年に制定された下水道法により、整備が推進され、高度経済成長期の1950年代から70年代にかけて、普及率は飛躍的に向上しました。しかし、下水道管の耐用年数は、減価償却年数を元に考えると約50年とされており、そろそろ寿命が来始めているようです。
そんな中で注目されているのが、下水道向けヒューム管のシェアトップクラスでもあり、今回紹介する日本ヒューム株式会社です。この会社は、下水道事業、建築の基礎工事を行う基礎事業、工場で作ったコンクリート製品を現場で組み立てるプレキャスト製品事業等を行っています。
他にもサスティナブルかつ劣化への耐性が高いe-CONというコンクリートを開発しており、脱炭素社会、循環型社会、コンクリートの長寿命化の実現に向けて取り組んでいます。
普段は見えないところで活躍する、業種は違えど同じインフラの従業者として、社会に貢献していきたいです。