自分はあまりスポーツは得意ではありませんが、得意と言い切れる数少ないスポーツの一つがスノーボードです。実際の腕前は中の上くらいだと思いますが、ボーダー歴や人に教えること、スキー場への慣れといった点ではそこらの人には負けない自信があります。リフトに乗り始めて本格的に斜面を滑り始めたのは小学校高学年の頃ですが、ワイヤー一本で吊られるベンチに腰掛ける必要があるため、自分が高所恐怖症でないことに感謝した思い出です。

さて、今回は東京製綱株式会社を紹介します。主に金属製のワイヤーを手掛けており、スキー場のリフト・ゴンドラ用や、エレベータや橋梁などの建築関係、法面の防護柵などに活用されています。大規模な設備に用いられる金属ワイヤーは細い金属ワイヤーを束ねることで強度を上げていますが、目的によってその形状は様々です。ワイヤーの束を6~8本さらに束ねた形状のものが多いですが、ロープウェイの支索用ロープはかなり円に近い形状をしています。これはロックドコイルロープと呼ばれ、ロープ表面を平滑化することでロープウェイに伝わる振動を最小化しているとのことです。。他にも東京製綱株式会社の公式サイトには目的ごとのワイヤの断面図が紹介されてましたので、それぞれ比較するのも面白そうです。

関東からスキー場に行くならば山梨でしょうか。最初はリフト・ゴンドラにのみ注目してましたが、山間を移動するなら防護柵としてもワイヤは活用されてそうです。人々の安全と快適性を守るため、そして私の好きなスノーボードのためにも、これからの東京製綱株式会社に期待したいです。

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