皆さんは紙の起源をご存じでしょうか。今から約5000年前に古代エジプトで、パピルスという草木の茎の繊維を縦横に重ねて作る“パピルス紙”が発明されました。パピルス(PAPYRUS)は紙(PAPER)の語源となり、古代エジプトはパピルスと織物の輸出によって世界的名声と富を築いたといわれています。パピルスにはヒエログリフと呼ばれる難解な象形文字で天文学、占星術、宗教などに関することが記されていたそうです。しかし、パピルスは保存に適していないため羊皮紙などの別の紙が使われるようになりそして現代の紙文化へとつながっていきます。
そのような紙の起源である「パピルス」が不要「レス」になることから由来した社名である企業が「株式会社パピレス」です。最近では紙に印刷された本を読む文化からインターネット上で本を購入し電子書籍として読むスタイルが人気になってきました。電子書籍は端末一つで読め、隙間時間などでもで簡単に読書ができるとても便利なものです。株式会社パピレスは、2007年から業界初の電子書籍レンタルサイト「Renta!」を運営しています。Renta!には英語版や中国語圏版も存在しており、日本の漫画の海外人気にも対応しています。Renta!では実際に漫画家を募集しており、担当編集者が付き相談に乗ってくれたり、バックアップも充実しています。
現在はまだ紙の本が主流ではあると思いますが、どんどん読書スタイルが移り変わっていくのではないでしょうか。