こんにちは。私事ですが先日東京湾アクアラインをドライブしてきました。海ほたるを挟んで川崎側が非常に長いトンネル、木更津側がこれもまた非常に長い橋ということで、よく海上にこれほどまでに巨大な建造物を建てられたものだと感心します。当時の技術者たちの誇りを今でも感じられますね。このような建造物は当然、実際に建築作業に入る前から念入りな計画及び事前確認が行われています。その例に挙げられるのが地質調査や測量です。とはいえ広く水深もある東京湾でボーリング調査のような計測を行ったのはさぞ困難を極めたのではないでしょうか。
ということで、今回は川崎地質株式会社を紹介したいと思います。こちらの会社、1943年合資会社川崎試錐機製作所として発足した歴史のある地質調査会社で、北は北海道、南は沖縄までの日本各地と東南アジアにも拠点を構えております。そんな川崎地質株式会社は先ほど紹介したような海上での地盤調査も得意としているようです。会社のホームページでは鋼製のやぐらを用いた海上ボーリングや、音波を使った調査の様子を視聴でき、その技術力の高さが伺えます。また彼らは地球を丸ごと診断する「アースドクター」として、まるでお医者さんが患者さんに寄り添うように自然環境と調和を図りながら様々な領域で地盤に関する様々な問題に取り組んでいるそうです。
どのような物事にもしっかりとした調査、計画が大切です。今回の記事を踏まえて何か作業にあたる際は丁寧な事前確認を行っていきたいと感じました。