皆さんも一度は耳にしたことがあるはずの「量子コンピュータ」。何年も前から注目され続け、現在使用されている「ノイマン型コンピュータ」よりも遥かに処理速度が速いといわれてきました。そのため、量子コンピュータが実用化されるにはまだ時間のかかる技術、とイメージを持っている方が多いのではないでしょうか。しかし、今年の3月に米IBMが民間医療企業に量子コンピュータを導入しました。また、今月にはエクイニクス社が東京都内のデータセンターに英国のOxford Quantum Circuits(OQC)の量子コンピュータを導入したと発表しました。

このように最近では商用サービスとして稼働させるまでに実用化されてきていることがわかります。

そこで、この波に乗り日本のシンデン・ハイテックス株式会社がblueqat社と提携し量子コンピュータ市場に参入すると宣言しました。この提携に世間は大きく注目を集めシンデン・ハイテックス株式会社の株価が急騰し、投資資金を呼び込むようになっています。

シンデン・ハイテックス株式会社は電子部品などの製造を手掛け多くのメーカーへ提供しています。blueqat社はもともと量子コンピュータや機械学習を主に扱い、量子コンピュータを普及させるためにクラウドサービスやアプリケーション開発を行っています。ハードウェア・ソフトウェアともにお互いの技術をカバーしあい他の企業に負けないようないいものを開発してくれるような気がします。

興味のある方は是非今後の動向に注目してみてはいかがでしょうか。

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