昨今のコロナウイルスの影響で数多くの企業が打撃を受けました。様々な業界に大きく影響を及ぼしているこの出来事ですが、アミューズメント業界の企業への打撃は相当大きなものだったのではないかと思われます。

エンタメ施設の運営をしている企業は、外出自粛による来場者数減少が直撃したと予想できます。施設の運営内容も入場制限などで今まで通りの利益が出せる状態ではないのではないでしょうか。

この逆風の中でも、来期(2023年3月期)の売上高予想を過去最高額より多く予測している強気なアミューズメント企業が存在しています。

今回はアフターコロナの方針に強気な戦略を取る株式会社ラウンドワンを紹介いたします。

ラウンドワンは、ボウリング、カラオケ、ゲーム、時間制スポーツなど複合エンタメ施設を展開する企業です。国内に約100店舗を展開しており、ラウワンの通称でもよく知られている企業かと思います。

ラウンドワンは日本の少子化よる市場縮小を見据えて、海外にも進出を進めており米国に約50店舗ほど出店があります。この米国の店舗の売上が大きく成長しており、米国のアフターコロナの風潮から今後のV字回復が見込まれているとのことです。

実際に米国の店舗の売上高をみるとコロナ流行前(2019年3月期)が163億円、現在(2022年3月期)が321億円と上回っており、米国での需要が増していることがわかります。

米国ではパーティ会場としても利用もある様子で、現地の需要に即したサービスを提供しているとのことです。柔軟に対応できる企業姿勢は素晴らしいですね。

国内の売上はまだコロナ流行前に達していないとのことですが、今後の需要復活を予想すると大きく利益が上がりそうに思えます。ここからの快進撃が楽しみですね。

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