こんにちは。
最近雨の日が多いと思ったら、いつの間にか全国的に梅雨入りの時期になっていました。先月まではコロナウイルスで話題が持ち切りでしたが、6月に入ってから続々と緊急事態宣言が解除され、コロナ前の生活が戻ろうとしています。
ところで、このコロナウイルスに関してですが緊急事態宣言が解除されたとはいえ、まだ感染者は出ており、感染者増加の第二波が来るなどの予断を許せない状況です。つまり、コロナウイルスの危機は未だ去っていないため何らかの対処が必要ということです。
このコロナウイルスに立ち向かうため世界の製薬会社はこぞって対コロナウイルスのワクチン開発を進めています。
そんな中日本の製薬会社の一つである第一三共株式会社は6/12に新型コロナウイルスに対して有効なワクチン開発を行うことを発表しました。来年3月頃に臨床試験を目指すようです。
このワクチンはメッセンジャーRNAと呼ばれる人工的に作り出した遺伝子を使用し、自社独自のナノ技術である脂質ナノ粒子構造を使って免疫細胞に人工遺伝子を運ぶ画期的なものです。
これでコロナウイルス騒動が落ち着けばよいですね。
第一三共株式会社は医薬品の研究開発から製造、販売を主たる事業として行う日本の製薬会社です。最近増加している抗体医薬品にも力を入れており、海外のアストラゼネカ社とがん領域で戦略的提携をしています。第一三共株式会社の主力商品は抗体医薬品のトラスツマブ デルクステカンや抗凝固薬のエドキサバンがあります。