こんにちは。
新型コロナウイルスに関する報道が連日されるほど、国内でも感染が拡大しており、目に見えないウイルスに恐怖を感じている今日この頃です。1月末にマスクについて取り上げた際は、こんなにも早い勢いで感染者が増えていくとは想像しておりませんでした。。やはり、危機管理としては、少し大袈裟なくらいの心構えと対策をしておくべきなのかもしれません。
富士フイルムホールディングス株式会社の傘下、富士フイルム和光純薬は、昨日（2020/02/20）、今回の感染拡大を受け、新型コロナウイルスのPCR検査に用いる試薬の開発に着手したことを発表しました。現在の用いられる試薬は、この先さらに感染が拡大していった場合、供給が追い付かなくなることも十分に考えられ、早い段階での開発が必要とされています。このような状況下で、富士フイルム和光純薬は、現段階で新型コロナウイルスの遺伝子解析は進んでおり、通常開発にかかる3ヶ月よりも少ない期間で実現できる可能性があると、前向きな見解を示しています。
検査薬というと、予防薬よりも重要度が低く考えられてしまいがちのような気がしますが、感染力の高い感染症に対しては、感染を最小限に抑えることが重要であり、そのためにも、検査できる環境は常に確保されていることが求められます。研究・開発のできない側からすると、ただ願うことしかできませんが、早期に開発されることを信じ、とりあえず、個人でできる予防を徹底したいと思います。