こんにちは。

今日はAmazon.com、Apple、GoogleのIT大手3社がIoT家庭機器の共通通信仕様を策定する、というニュースを見ました。通信方式を統一することで、消費者や機器の製造開発メーカーの利便性を高め、技術普及を加速する狙いがあるようです。

現在まで、ネットにつなげるエアコンや照明などのIoT家電はやっと普及してきたという感じですが、機器間の通信方式が統一されておらず、特定の音声アシスタントAIのみの対応にとどまっていたため、機器側に合わせて対応製品を揃える、といった形が標準になっていました。2020年後半の技術仕様公開を予定している今回の取り組みによって、消費者側は対応機器を気にせずに家電を購入できるようになり、またメーカーもわざわざ各社の通信方式に対応させる必要がなくなります。新しい通信方式は利用したい企業が無償で使えるようにする予定とのことで、ますますIoT家電のシェア拡大が期待されます。

そこで本日は、自社製品のIoT活性化をすすめるため、IoT専用の独自プラットフォームを立ち上げ他社製品との連携強化に尽力している「シャープ株式会社」をご紹介します。同社が手掛けるAIoTプラットフォームは、自社製品から上がってくる生活データの収集や、他社のプラットフォームとの相互接続によって、さらなる付加価値を生み出すことを戦略として掲げています。IoT洗濯機の収集データから、地域別に登録している洗剤ランキングなどの購買系データまで収集しているそうで、、こうしたデータを欲している業界とタッグを組んで展開していくようです。

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