先日のペコちゃんの記事で、不二家は山崎製パンの子会社ですよー、
という話を書きました。
実は、これには続きがあり、不二家も子会社があるんです。
意外と知られていないのですが、それはB-R サーティワン アイスクリーム株式会社。
サーティワン、好きですか?
私はといえば、子供が産まれる前は例えばハーゲンダッツや、コールドストーン
クリーマリーの方にありがたみを感じていて、あまり興味がなかったのですが、
子供にせがまれ買ってみたところ、ものすごくおいしいことに衝撃をうけて
(ちょっと大袈裟)、今はサーティワン大好き!なひとりです。
ところで、サーティワンアイスクリームの看板には、英語で何か書いて
あるんですが、どうしてだかいつも読んでみようとしませんでした。
なんて書いてあるか正確に把握してる人ってけっこういるんでしょうか?
あれは、Baskin-Robbins(バスキン・ロビンス)と書いてあって、サーティワン
アイスクリームの発祥の地、アメリカでの会社名です。
なんでも、バスキンさんとロビンスさんが創業者なのだとか……
で、日本での会社名であるB-R サーティワン アイスクリームとは、
不二家とバスキン・ロビンスの合弁会社なのです。
「サーティワンアイスクリーム」という名称が通じるのは、日本と台湾だけで、
他の国では「バスキン・ロビンス」と呼ぶ方が一般的なのです。
なぜ台湾かというと、台湾にサーティワンが出店する際、日系スーパーマーケットの
いなげやの中に入っていたため、日本と同じ看板が使われたから、ということでした。
他に、サーティワンにまつわるトリビアとしては、サーティワンの名前の由来は
31種類のフレイバーがあり、1か月毎日違うフレイバーを楽しめる、という
意味なのだそうですが、実はほとんどの店舗に32種類のフレイバーが置かれているそう。
これは、冷凍庫のスペースの関係で偶数の方がいい、しかも1つの冷凍庫に4つの
フレイバーを置くことから、4の倍数がいいということで32種類なんだとか!
あとささやかなものとしては、31歳の人向けのサービスは残念ながらないとのこと。。
31歳の人はいつでもシングルの値段でダブル!とかいいですよね(笑)
私、ちょうど31歳なので、ちょっぴり残念です~
また、個人的にサーティワンでの好きなエピソードといえば、村上春樹さんの
小説『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(新潮文庫)に出てくる
ヒロインの女の子が、主人公に
「サーティワンで、アイスクリームを買ってきて。コーンのベースのダブルで、
下がピスタチオ、上がコーヒーラム」と頼むシーンがあること。
ピスタチオもコーヒーラムもやたらとおいしそうですが、残念ながら現在のところは
取り扱いがない様子です(サーティワンのウェブサイトで確認)。
大好きなアイスクリームの話題ということで、ずいぶん長くなってしまいましたが、
いろんなエピソードを知った上でアイスクリームを食べるとなんだかますます
美味しく感じそうな気がしますっ!
本格的に寒くなる前に、食べに行きたいと思います♪