おはようございます。といってももう昼ですねえ。。

最近、シートベルトのことをよく考えます。
・・・というのは嘘なのですが、お出かけにぴったりの今の季節、
事故にあわないといいな・・・とはよく思います。
昨年度の交通事故での死者は5000人弱。
年々減少しているとはいえ、すごい数字ですよね。
自動車というのはちょっと間違えば、凶器に早変わりしてしまいます。

ところで、交通事故を少しでも減らすよう、シートベルトがかなり
進化しているって知っていますか?

例えば、シートベルトをしていても、緩んでいたら、頭部を打ちつけられたり、
衝撃による鞭打ちなどになってしまうことがありますが、これらを防ぐため、
プリテンショナーやロードリミッターと呼ばれるシートベルトへの付加機能も
最近ではごく当たり前についているようです。
(※ちなみに、プリテンショナーとは、衝突時にベルトのたるみを10 センチ程度瞬時
に巻き取り、体をシートに密着させることでベルトの持つ本来の機能を引き出す
ものであり、ロードリミッターとは、衝突時の反動で身体にかかる負荷が限界を
超えるとベルトが緩み、胸部やベルトで固定されていない頭部のへの衝撃を
軽減する機能のことです。)

シートベルトは、世界でも日本製品のシェアがかなり高く、2004年の
世界シェアランキングは下記のようになっています。

オートリブ(スウェーデン) 29%
タカタ(日本) 20%
TRW(米国) 20%
東海理化 11%
その他 20%
合 計 100%

(出所:富士キメラ総研)

ものすごい上位4社の寡占状態ですが、シートベルトなどの安全部品は
安全要求度が高い商品なので、安全性が検証された製品が自動車メーカーに
選定される傾向があることから、技術力の高いメーカーのものが選ばれ続け、
今後も寡占状態は続くと予想されています。

これからも技術の発展に期待しつつ、ユーザーである私たちも、きちんと
シートベルトをつけて(後部座席も!)、交通ルールを守り、
事故防止に努めていきたいと思います。

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