こんにちは。
突然ですが、秋になると急に唇が乾きませんか?
私はあれで、「ああ秋ね」って思います。
で、リップクリームの登場となるわけですが。
リップクリーム、唇の荒れやすい私には絶対必要なので、たくさん買って
あちらこちらにおいています。
(そういえばハンドクリームもそうだ。ズボラ。。。)
よく買うのは老舗、ロート製薬のメンソレータムか、もしくは近江兄弟社の
メンターム。どちらも定番ですよね。
実は、私、ずっとメンソレータムはメンタームのOEM版なのかなと
思っていたんですが、どうも違うみたいなのです。
もともとメンソレータムは米国のメンソレータム社が開発した塗り薬のことで、
日本での販売権は近江兄弟社が持っていたのですが、近江兄弟社は経営破たんし、
メンソレータムの販売権をメンソレータム社に返還。
その後、その販売権を得たのがロート製薬で、ロート製薬は後にメンソレータム社を
買収しました。
メンソレータムリップクリームには、小さい看護婦さんの絵が書いてあります。
そのまま「リトルナース」と呼ばれているそうです。
こちらは近江社が販売権を持っていたときから使われていたものですが、
販売権を返還するときに一緒にメンソレータム社に売却したのだそうです。
今ではリップクリームのみならず、ロート製薬のスキンケアブランドの
シンボルとして、活躍しています。
近江兄弟社が経営再建したのち、メンソレータムを作っていた工場を利用して
作ったのが現在のメンタームリップクリーム。
だから製法も中身も効能も、限りなく似ているはず。
こちらにはリトルナースの代わりにインディアン(インディアンキッズというらしい)の
イラストが入っています。
実は、「リトルナース」も「インディアンキッズ」も、
商業デザイナーの今竹七郎さんがデザインしたものなのだとか。
どうりで雰囲気が似ているわけですねー。
秋冬の必需品、リップクリーム。
これからもいい商品が開発されること、期待しています。