こんにちは。
昨日は雨で寒かったですが、今日はカラッと気持ちの良い秋晴れ空が見られてうれしいです。
さて今回取り上げるのは、千代田区有楽町に本社を構える東宝株式会社です。東宝は1932年に小林一三によって創業され、映画・演劇・不動産経営を主軸に経営を展開している企業です。すでに1930年代には東京宝塚劇場を開場し、帝国劇場、有楽座、日本劇場など次々に劇場を興し日比谷周辺そして東京の興業界で頭一つ飛び抜けた存在感を放っていました。
そんな東宝が配給した映画の歴代興行収入ランキング的なものを見てみると、

1位:千と千尋の神隠し(308億円)
2位:ハウルの動く城(196億円)
3位:もののけ姫(193億円)
4位:踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ(173億円)
5位:君の名は。(164億円)
6位:崖の上のポニョ(155億円)



となっており、スタジオジブリの作品が上位を多く占めています。一位はダントツの308億円ですが、8月26日に公開された『君の名は。』はまだまだ動員数が伸びると予想され順位に変動がみられる可能性があるとのこと。『千と千尋の神隠し』も公開から二か月程度の段階では193億円の興行収入だったということで、その予想にも頷けるところです。洋画を含めたランキングを見てもこの順位にそこまで大きな変動がみられないことを考えると、東宝映画の日本での圧倒的な影響力をまざまざとみせつけられるようです。
現在公開中の映画には、『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』、『GANTZ:O|ガンツ:オー』などがあり、2017年にはアニメ版『GODZILLA』が公開を控えています。アニメ版ゴジラの監督を務めるのは、少し前に話題となり数々の賞を受賞した『魔法少女まどか☆マギカ』を世に送り出した虚淵玄監督です。他にも見逃せないタイトルが目白押しの東宝映画に要注目していきたいと思います!

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