身近な飲み物

| 小ネタ! |

皆さん紅茶はよく飲みますか?

私の出身地、イギリスではよく紅茶を飲みます。
ヨーロッパに紅茶がもたらされたのは17世紀。海上貿易で世界に雄飛していたオランダによって、中国から伝えられました。それが、18世紀のイギリス貴族し社会で次第に人気を高めていきました。
イギリスで最初に紅茶が売られたのは1657年。当時は”万病に効く東洋の秘薬”としてでした。
しかし1662年にチャールズ2世のもとに嫁いできたポルトガルの王女キャサリンが、中国のお茶と当時は貴重であった砂糖を大量に持参し、宮廷に紅茶の習慣をもたらしました。

本日日本が初めて紅茶を輸入したのは明治20年(1887年)で、たったの100kgでした。その輸入は原産地の中国からではなく、ヨーロッパ文化への憧れとしてイギリスから行われたのです。
紅茶が日本の茶の湯の伝統にも匹敵する舶来の文化として、上流社会でもてはやされたことはいうまでもありません。

日本紅茶の消費は、ティーバッグの導入や缶入り紅茶ドリンクの開発などを契機に飛躍的に増加しました。

そして本日ご紹介するのは、「銀座ルノアール」です。事業内容は、飲食店の経営、フランチャイズチェーン店の経営及び技術指導、前各号に付帯する一切の業務です。
東京都中野区の煎餅店、有限会社花見煎餅(1955年10月設立)が1957年10月に四谷に喫茶店を開業したのが銀座ルノアールの前身です。その後、同社は喫茶店事業の展開を図るために喫茶部を独立させて有限会社花見商事を設立、日本橋に開店したのが第1号店。
元が煎餅店だっただけに創業当初のメニューには日本茶と煎餅のセットがありました。
ルノアールの特徴ともいうべきロビー風喫茶室のスタイルは、「絨毯に金をかけすぎて資金不足となり、苦し紛れに椅子をまばらに配置したところ意外と客に好評だったため始めた」と創業者の小宮山正九郎が語っています。

現在の店舗業態が、喫茶室ルノアール、カフェ・ルノアール、ニューヨーカーズ・カフェ、カフェ・ミヤマ、ミヤマ珈琲、貸会議室マイ・スペース。
その他、貸会議室プラザ八重洲北口、貸会議室マイスペース&ビジネスブース池袋西武横店、ブレンズコーヒー(カナダのブレンズコーヒーの日本でのフランチャイズ展開)。

上記の様な様々な店舗業態がありますが、どこも落ち着いた雰囲気でゆっくり紅茶を楽しむことができます。
私も友達とよく行きますが、店員さんがとても明るく丁寧に接客をしてくれるので大好きです。
皆さんもぜひ行って見てください。

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