こんにちは。
NTTドコモは本日、ビッグデータを利用してネットワークの監視・制御を行うことを発表しました。
故障によるエラー検知件数は一日300件にものぼるそうです。
通常はそのエラー検知報告を受け、復旧作業を行うそうですが
今回のこのビッグデータを利用した検知を利用すると、
通常は検知出来ない部分の異常を検知することが出来そうです。
この異常検知できない部分を放置することによって通常のエラーが発生してしまいます。
今回の手法を使えば通常のエラーが検知される前に
異常箇所を特定し未然に復旧できるということです。
この部分が故障の予兆を捉える技術と言えそうです。
ビッグデータの利用方法は経営判断の指標としてよく使用されるイメージが
ありましたが、こういったネットワーク部分のエラー検知にも利用できると
知り驚きました。
過去の膨大な量のエラーログを分析して、その状態と一致するかどうかを
検知の判断基準にしているのでしょうか…
「故障の予兆を検知する」というのは未来予測にも似ていますね。
なんとなく未来の技術が身近に迫っているような印象を受けます。
IT業界は技術進歩が早い世界ですから、今後どのように進化していくのか楽しみです。