迷宮脱出

| 小ネタ! |

こんにちは。61892f8d4528eb5052e866098038ebcb_s

突然ですが、行き慣れていない広い駅って、本当に迷いますよね。
地元の駅が2番線までしかないレベルの簡素な駅だったので、
ちょっと大きめのターミナル駅に行くときは、毎回緊張していました。
今はもう慣れたといいますか、看板見れば大抵なんとかなるので、そこまで気負わずに行けるようにはなりました。

しかし、東京駅と新宿駅は本当にまだまだ苦手です……。
広すぎて、看板を見ても方向がわからないこともしばしば。
そんな私のような人を助けてくれそうな技術が開発されました!

これが、特殊なパンフレットやスマートフォンアプリと連動して、
目的地までのルートを3次元的に案内してくれる、デジタルサイネージシステムです。
開発したのは大日本印刷です。

デジタルサイネージというのは、最近大きな駅や街でよく見る、いわゆる「電子広告」です。
駅の柱や、渋谷・秋葉原などの巨大ディスプレイが印象的ですが、
デジタル技術を使用した広告であれば、大きさに関係なく全部デジタルサイネージと言えるそうです。

さて、今回開発された技術は、スマートフォンを持っていない方や、外国人の方が使えるところがポイントです。
従来、スマートフォンアプリでのナビゲーションシステムはいくつかありましたが、
スマートフォンを持っていない方々はこれを利用できませんでした。
一方この技術では、デジタルサイネージとパンフレットという、誰でも手軽に利用できる媒体から、
簡単にルート検索することが可能になります。

利用方法は、
・パンフレットに記載されている目的地のバーコードを、デジタルサイネージに読み取らせる
・スマートフォンアプリに表示される目的地のバーコードを、デジタルサイネージに読み取らせる
・デジタルサイネージを直接タッチで操作する
の3種類あります。簡単ですね。
目的地までは3次元のマップで見ることができますので、ごちゃごちゃした東京駅でもわかりやすくなりそうです。

この技術ですが、まだ本格的に導入されるわけではありません。
7月3日~8月31日の間、JR東京駅構内4箇所で実証実験が行われます。
この技術で、迷子になる人が減るといいですね。

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