こんにちは。
7月7日に、ライトダウンキャンペーンというものが行われました。
これは、地球温暖化防止のために各施設・家庭の照明を一斉に消すといった取り組みです。
この取り組みは2003年から毎年行われており、
夏至である6月22日と、2008年洞爺湖G8サミットの開催日である7月7日の、20時~22時に消灯することになっています。
キャンペーン実施後、毎年削減消費電力量と、削減CO2量を集計して発表しています。
去年は、両日合計で699,390.25kWh・約385t- CO2の削減に成功しています。
CO2 385tというのは、約27,000 世帯の一日当たりのCO2排出量に相当するそうです。
たった2日間、2時間だけ消灯するだけで、こんなにも電力もCO2も削減できるものなのですね。
このキャンペーンに参加している施設数は、登録されているところだけでも約24000施設あります。
中には、五稜郭・東京タワー・スカイツリー・レインボーブリッジ・通天閣・大阪城など
ランドマーク施設も含まれています。
消灯前後の写真が、キャンペーンのサイトにありますが、かなり印象が違ってきますね。
この消灯ですが、何も全ての電気を消さなければいけないわけではないみたいです。
「それぞれの環境に合わせ、安全かつ適切な消灯を」とのこと。
各家庭でも、無駄な明かりがあれば消してみるだけでもいいかもしれませんね。
このキャンペーンは多くの企業も参加しています。
その中で、上場している企業を一部掲載します。
東急建設、七十七銀行、日立製作所、キーコーヒー、フジクラ
などなど……全国各地、あらゆる業界から参加していることがわかりますね。
今年のキャンペーンは「ライトダウンする夜は、みんなが地球を想う夜。」をスローガンにしています。
七夕はあいにくのお天気で、星が見えない夜でしたが、
明かりを消して地球に思いを馳せるのもいいかもしれませんね。