歴史的家具を作れ
こんにちは。
筆者の家の家具はほとんどIKEAで揃えたものとなっています。
ニスなどを塗っていない素朴な木のテイストの家具が多いのですが
時々味気ないな、と思うこともあります。
家の中にちょっと変わったデザインの本があるとそれだけで
なんだか部屋に愛着がわきますよね。
さて、本日ご紹介するぴあ株式会社、本来はチケットの
会社ですが、ある場所の椅子を使って新たに家具を作ったそうです。
その場所とは、昨年閉場した国立競技場です。
独立行政法人日本スポーツ振興センターと協力して、
国立競技場のスタンドの自由席シートをリメイクしています。
しかもこのリメイク、日本最大の家具メーカーであるカリモク家具が
設計、製造を担当するとのことで、かなり気合のはいったものと
なっています。リメイクされたのは下記の3種類です。
・スツール ¥32,400
・チェア ¥43,200
・ベンチ ¥54,000
手が届かない価格ではないですが、さすがはカリモク製といった
お値段ですね。これらは100〜300個生産されるそうなので
人と違う貴重な家具をお求めの方は買ってみてはいかがでしょうか。
チケットを販売する会社のぴあですが、そのチケットが使われる
会場の設備を他者とコラボレーションしてリメイクするという
面白い取り組みもしていました。歴史的な価値のある家具が
家にひとつあるだけでなんだか誇らしい気持ちになりますね。